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東洋医学は胡散臭いと思っているあなたへ。

こんにちは、五行鍼灸マッサージ治療院の松元です。

奈良市の富雄で東洋医学に心理学・脳科学を取り入れた独自の治療を行っています。

 

突然ですが、皆さん思ってることなんで言いますね。

 

東洋医学って胡散臭くないですか?(笑)

 

僕は東洋医学でご飯を食べている鍼灸師です。

そんな僕が思う東洋医学が胡散臭いと思われてしまう原因はこれです。

 

「気」

 

気って言われても見えないし、そもそもそんなの無いんじゃないの?

って思われてると思います。

 

僕も鍼灸師になる前はそう思ってました。

 

でもその得体の知れない「気」を

簡単に感じることが出来る方法があるんです。

 

というより、皆さん間違いなくもう感じているんですが。

 

今回はそんな東洋医学を胡散臭がっている人の「気」に対する誤解を解きつつ、できるだけ分かりやすくお話していきたいと思います。

 

最後まで読み終わる頃には、あなた抱いている気への胡散臭いイメージは少し変わっているはずです。

動画でも併せて解説します!

 

目次

東洋医学は胡散臭いと思っているあなたへ。

東洋医学を胡散臭くしている「気」ですが、
なんで「気」が胡散臭いかというと❝見えない❞からです。

人は自分の命を守るため、
得体の知れないものに対して恐怖や不安を抱き、
そこから離れようとする脳の働きを持っています。

目や耳などの五感で感じられないもの、
自分が認識出来ないものには
恐怖や不安を覚えるので、
見えない「気」がどうのこうの
と言われても不安=胡散臭さを感じてしまうんです。
ここであなたに質問があります。

五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)で
感じられないものが存在しないとするなら、
人の心(感情)ってありませんか?

相手が顔に出していなくても、
相手が自分を信用していないなとか、
感謝してくれているな
という感情はちゃんと感じますよね?

そうです。
目に見えなくても耳に聞こえなくても
存在を感じることは出来る
んです。

「気」も感情と全く同じで、
目には見えないけど存在しているんです。

それに「気」は
あるモノを介することで、
ちゃんと五感の一つで感じることが出来ます。

おそらくあなたも今までに
感じた事があると思いますよ。

それは触覚で
感じることが出来る「凝り」です。

東洋医学が胡散臭いのは「気」が見えないから

ストレス 病気 独り言

東洋医学では、
人の身体には川の流れのように気が流れ
全身をめぐっていると考えています。

その気の流れに乗って血は流れるので、
この二つをセットで気血(きけつ)と呼びます。

そして、その気血の流れがわるくなったものが「凝り」なんです。

勘の良い方ならもうお気づきでしょうが、
介することで気を感じることが出来る
あるモノの正体とは「血」です。

・「気」は見ることも触れることも出来ない
・「血」は見ることも触れることも出来る。

だからあなたも、実は「凝り」という気血の滞りを
手で触って(触覚)気を感じることが出来ている
んです。

まだわかりくいかも知れないので
風船でイメージするとわかりやすいです。

空気も見えないですが、風船に空気を入れて
風船のふくらみ具合を見ることで
どれだけ空気が入っているかわかりますよね?

これが気と血の関係です。
ちなみに空気も「気」という文字が入っている
立派な一種なんですよ。

これでかなり、
「気」がなにも特別なものではなく、
身近なものであることが
わかってもらえたのではないでしょうか?

東洋医学が胡散臭いのはウソがつけてしまうから

あなたを始めとした、病気になったほとんどの人は
病院やクリニックといった西洋医学を訪れます。

なぜそんなに信用があるのでしょうか?
それは数字や画像を判断材料にしているからです。

例えば熱があった時に、
体温計で測れば「38度5分」と分かります。

そして薬の飲んだり点滴を受けたりして
体温を測り「36度5分」と出れば
熱が下がったと分かります。

この「38度5分→36度5分」という数字は
ドクターが見ても、あなたが見ても、誰が見ても
同じ数字です。

これは画像診断も同じです。

レントゲンやカメラで胃にがんが見つかり、
手術してこれを取り除いたとします。

するとレントゲンやカメラで確認した時
「手術前に有ったがんが手術後に無くなっている」
と誰の目からも確認することができます。

”数字や画像はウソをつかない”
これが西洋医学が
患者さんから信用される
一番の理由ではないでしょうか?

東洋医学が胡散臭いのは感覚でみているから

数字や画像でみる西洋医学に対し、
東洋医学は感覚でみる医学です。

数字ではなく
あらゆる感覚を使って
人を身体の状態を判断します。

しかしこの「感覚」というものは
人に伝えることが非常に難しく、
胡散臭いと感じられる要因だと思っています。

例えば肩凝りのAさんに鍼をして
「肩凝りが楽になった」という事実を
Aさんは感覚的に理解出来ます。

しかしBさんがこの感覚を
客観的に理解することは
できません。

だからAさんがいくら
「楽になった」と言ってもBさんには
なかなか伝わりにくいんです。

これはテレビでグルメリポーターが
いくら言葉巧みに料理を言いあらわしても、
それを見たあなたが実際に、
レポーターが感じた味を
味覚で感じることはできないのとおなじです。

これも一般の人やお医者さんなどが、
東洋医学を胡散臭いと感じてしまう原因の
一つだと思います。

感覚でみる医学の弱みと強み

では感覚で判断する東洋医学は
ダメな医学なんでしょうか?

実は「感覚で判断する」という
東洋医学の特性は
弱みでもあり強みでもあります。

西洋医学は、
調子が悪くても数値や画像に現れない変化は
病気と判断出来ません。

これに対し、東洋医学は
調子が悪くなれば病気と判断して
治療にうつることが出来ます。

つまり西洋医学は
病気になってからが強いのに対し、
東洋医学は病気になるまでの段階に
対応できるのが強み
といえるでしょう。

西洋医学と東洋医学、守備範囲がちがうので
受け手が両方の強みを理解し
良いとこ取りをすればいいんです。

身体への考え方などは違いますが、
どちらの医学も
「苦しんでいる人を救いたい」
という想いや目的は同じなんです。

まとめ

いかがだったでしょうか?
「東洋医学は胡散臭い」
そんなイメージを
少しは払しょく出来たでしょうか?

いろいろと鍼灸師が
胡散臭いといわれる原因を
お話してきました。

結局のところ
東洋医学や鍼灸が胡散臭いと言われる
一番の原因は「僕」です。


あなたの僕に対する信用が足りないからです。

だってそうですよね?

本当に信用出来る人は、
例えどんな話をしたとしても
「この人が言っているんだから間違いない!」
と信用されるものです。

今日の話を聞いて、
もしあなたがまだ
東洋医学や鍼灸が信用出来ていないなら、
それは僕の責任です。

これからも東洋医学の魅力を
情報発信しつづけ、
あなたの信用を積み上げていきたいと思います。

東洋医学のことでわからないことがあれば、
またこのブログに戻って来てください。

それでは今日はこの辺で。

明日もあなたが健やかでありますように。

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