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ストレスと病気

喉の違和感がストレスと関係する理由【東洋医学で完全解説】

こんにちは、五行鍼灸マッサージ治療院の松元です。

奈良市の富雄で東洋医学に心理学・脳科学を取り入れた独自の治療を行っています。

 

ストレスと喉に深い関係があることをご存じですか?

喉に何かつかえているような違和感があって、病院で調べてもらったけど異常なし。

その喉の違和感、ストレスが原因かもしれませんよ?

 

今回のブログは喉の違和感でお悩みのあなたに、喉とストレスの関係性を心と体のプロがわかりやすく解説します。

動画でも併せて解説します!

 

目次

喉の違和感がストレスと関係する理由

あなたの喉の違和感は❝ストレスによって喉の気の流れが悪くなっている状態❞かもしれません。
喉の気の流れが悪くなり、喉に何か詰まっているような違和感を、東洋医学では「梅核気(ばいかくき)」と呼んでいます。
読んで字のごとく❝梅の種(核)が喉につかえたような気がする❞という意味です。

実際に喉に物が詰まっているわけではなく、詰まっているような感覚を指します。
あくまで感覚だけのものなので、病院でレントゲンなどで見ても実際に何かがノドにあるわけではありません。ではなぜストレスで喉の違和感が生まれるのか、東洋医学で解説していきましょう。

ストレスと喉の違和感の因果関係

まず人の身体には目には見えないですが、気の流れというものがあります。
これが滞りなくスムーズに流れていることが、東洋医学でいう健康な状態です。
しかし、喉の気の流れが乱れることで喉の違和感が引き起こされます。
そして、身体の気の流れを乱す原因の1つがストレスです。

喉はもともと感情があらわれやすいポイントです。
それは、喉から発せられる声に心理状態が色濃くあらわれることからもわかります。
怒りで声が大きくなったり、不安な時は声が小さくなったりしますよね?
緊張や焦っている時は早口になったり、うまく声が出せなくなったりするものです。
そしてその感情を変化させる大きな要因がストレスだからです、

 ストレスで感情が乱れる
    ↓
 喉の気の流れが乱れる
    ↓
 喉がつまるような感覚が起こる
 
このようにストレスは喉の気の流れを悪くしてしまいます。
ではストレスによって喉の気が乱れるとは具体的にどういう状態なのかみていきましょう。

喉の違和感の原因はストレスによる気のよどみ

人の身体には気の流れがあることはもうお話しました。
そしてもう1つ、喉の違和感で重要になるのが気の流れる方向です。

気が上から下へ流れる力によって、下にある気が上へと押し流される。
そして上に上がった気が、また下に流れることで身体の中をグルグル流れる循環が生まれます。
このように気が上下で循環することで、よどみのなくスムーズに気が流れます。
ちょうどドラム式洗濯機の中で洗濯物が回っているようなイメージですね。
しかし怒り、緊張、不安、焦りなどのストレスは、気が下から上に流れる力を強めてしまいます。
これによって上下の循環のバランスがくずれ、気の流れに乱れが出始めます。
そう、そう気の乱れている場所こそが、喉です。

❝喉の気の流れがよどんで上から下へうまく下がらない❞これが喉に何か詰まっているような違和感の正体です。

 ・悩み事がある時に食事が喉を通らない
 ・緊張して喉が渇いたり吐き気がするく
 
これらも喉の気の流れがうまく下へ向かって流れていない時にあらわれる症状(サイン)です。
怖い映画を見てドキドキしている時なんかに生唾を飲んだりしますよね?
あれは緊張で喉の気の流れの悪くなっている状態を、ツバを飲むことで気を引き下げ、流れを良くしようとする反応だといえるでしょう。

ストレスは考え方でコントロールしよう

喉の違和感が気の乱れによって起きることがおわかりいただけたでしょうか?
そしてここまで聞いてくれたあなたなら、喉の違和感の根本はストレスによる心の乱れにあるということもわかっていただけると思います。
本当に問題なのは喉に違和感があることではなく、ストレスによってあなたが心を乱してしまうことだということです。

東洋医学には心身相関(しんしんそうかん)という考え方があります。
これは心と身体が合わせ鏡のように、お互いに影響し合っているという考え方です。
身体の状態は心へ、心の状態は身体へと投射されます。

緊張や不安、焦りなどのストレスは言ってみれば心への負担です。
ストレスという心への負担が強くかかると心は不安定になって感情が乱れます。
その心の乱れが鏡のように身体の気の流れの乱れとして反映されます。
身体が苦しいということは、心も同じだけ苦しいということなんです。
だから喉の違和感の分だけ、あなたの心も苦しんでいるということです。

緊張したり焦るのは、自分の実力以上のことをやろうとしていませんか?
不安は、うまくいかない未来をあなたが自分の中で作り上げてはいませんか?
怒りは「~しないといけない!」「~はこうあるべき!」と思い過ぎてはいませんか?

ストレスはあなた自身の考え方次第で、自在にコントロールできますし、実際あなたはストレスを自分で大きくするようにコントロールしているはずです。
もっと力を抜いて、あなたの心をやわらかく扱ってあげてください。
もっと物事をおおらかに考えてみてください。

人間ってそんなに完璧でしょうか?
人のミスを許せないなら、あなたはそんなに完璧でしょうか?
あなたに完璧を求める人は、あらゆる点においてそんなに完璧なのでしょうか?

一生懸命やっても、忘れたり失敗したりする不完全な生き物が人間なんだと僕は思います。
こう思っていると、自分がミスをしても相手がミスをしても「まあ人間だし仕方がない」と思って終わりです(笑)
でも不完全だからこそ、お互いの足りない部分を補いあうために人は家族や社会という集団で生活するのではないでしょうか?
一人ですべてのことが出来たら人間なんて一人でいいですもんね。

ストレスと喉の違和感のまとめ

 ・喉の違和感は気の流れがよどんで下に下がりにくくなったもの
 ・喉の気を下がりにくくするのが緊張や焦り、怒りや不安というストレス
 ・ストレスは、あなたの考え方次第で大きくも小さくもコントロール出来る
 ・物事をおおらかに考えることでストレスを小さく出来る

ストレスが身体にあらわれるのは、心が苦しくなっているサインです。
本当の問題は、身体の症状ではなくそんなに心が苦しくなるその人の考え方にあります。
身体は喉の違和感という形でそのことを教えてくれているんです。

あなたがそれに気付けば、考え方は意識すれば少しずつ変えることが出来ます。
やわらかく考えられるようになれば、それだけ身体は楽になります。
なぜなら心が楽だからです。
身体は心の鏡ですから。

あなたの考え方が変わり、身体が変わることで、あなたの人生がよりすばらしいものになることを願っています。
それでは今日はこの辺で。
明日もあなたが健やかでありますように。

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