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ストレスと病気

ストレスで耳鳴りがおきる理由とは?【東洋医学で解説】

 

こんにちは、五行鍼灸マッサージ治療院の松元です。

奈良市の富雄で東洋医学に心理学・脳科学を取り入れた独自の治療を行っています。

 

今回のブログはこんな方に聞いて欲しいお話です。

 

耳鳴りを、レントゲンなどで診てもらっても異常なし

・なんでストレスで耳鳴りがするのか知りたい

・ストレスで耳鳴りがひどくなる

 

鍼灸師としての14年の経験から、ストレスと耳鳴りの関係を東洋医学でわかりやすく解説します。

動画でも併せて解説しています!

 

目次

ストレスで耳鳴りがおきる理由とは?

東洋医学では、耳鳴りは耳やその周りの気の流れが乱れている状態だと考えます。
ストレスで耳鳴りがしたり、今ある耳鳴りがひどくなったりするのは、ストレスが身体(耳)の気の流れを悪くしているからです。
でも、いきなり気とか気の流れとか言われてもよくわからない方が大半だと思いますので、ここからわかりやすく解説していきますね。

耳鳴りを東洋医学で理解しよう

人の身体は、目には見えないですが「気」というエネルギーを持っています。
気は身体の中で色んな役割があるのですが、気の1番わかりやすい役割は❝血を運ぶこと❞です。
気が流れる勢い(エネルギー)で、血は全身に運ばれます。
気の流れがスムーズであれば、血もスムーズに全身をめぐり身体は調子が良い状態を維持できます。
この気の流れが悪くなったり、流れ過ぎたりして気の流れが乱れている状態を、気が病むと書いて病気と呼んでいるのです。

耳を流れる気の流れが良いと耳はすっきりして、音もクリアに聞こえます。
しかしストレスは、スムーズな気の流れを乱してしまいます。
ストレスによって、耳の気の流れが乱れ始めると、耳が詰まったような感覚(耳閉感)や、自分の声や呼吸が響いて聞こえるような症状があらわれてきます。
さらに気が乱れることで難聴や耳鳴りがし始めるのです。

ストレスと耳鳴りのイメージ

耳鳴りは気の流れが乱れている状態、ここまでは理解してもらえたと思います。
今度は具体的な耳鳴りのイメージを解説します。

気の流れは川が水を流れる様子に似ています。
例えば、天気の良い日は川の水はきれいでスムーズに流れていますよね?
ここに雨が降ると、川の水はにごり流れが荒れはじめます。
そして大雨が降ると、濁流が川の外へあふれ出てしまいます。

これを耳の状態に当てはめてみます。

 ・天気の良い時の川→耳の気の流れがスムーズ=違和感や耳鳴りなし

 ・雨の時の川→耳の気の流れが乱れ始めている→耳閉感や違和感

 ・大雨の時の川→耳の気の流れがかなり乱れている→耳鳴りや難聴

こんな感じでイメージしてもらうといいと思います。

普段から耳鳴りがあって、ストレスがかかると耳鳴りがひどくなる人は、普段から川の流れがある程度乱れている状態といえます。
そこにストレスという雨が降ると、さらに川の流れは乱れるので耳鳴りがひどくなるわけです。
ストレスという雨が降らなければ、川の水は徐々に落ち着きをとりもどし、耳鳴りはおさまっていきます。

耳鳴りの原因になる2つのストレス

しかし、川の流れが乱れる原因は雨だけではありません。
川に土砂が流れ込み、川の半分がせき止められたとします。
しかし、まだ半分は水の流れる余地があるため、まだせき止められていないところから水が流れることが出来ます。
これが土砂で完全にせき止められたらどうなるでしょう?
水は川を流れることはできなくなってしまいますよね。

ここに雨で水量が増えれば水は一気に川の外にあふれでてしまうでしょう。
この土砂にあたるのが疲労や寝不足、大きな音を聞くなどの肉体的なストレス(負担)。
そして、雨にあたるのが精神的なストレス(心への負担)です。

このように耳鳴りは肉体的なストレスと精神的なストレスが複雑に絡み合って起こる場合が多いです。
しかし、どちらのストレスも病院で検査でしても数値化することは難しいです。
そして目に見えない気の流れはレントゲンなどで見ることもできません。
これがストレスで耳鳴りが起こっているにも関わらず、病院で異常なしと診断される状況といえます。

2つのストレスを減らしましょう

精神的なストレスは特に耳鳴りに対して、大きな原因になります。
しかし往々にして耳鳴りが起きると耳鳴りすること自体がストレスになってしまいます。
すると耳鳴りが生んだストレスで耳鳴りになってしまうという悪循環に陥ってしまいます。

耳鳴りがしたらまずは、ストレスが耳鳴りに悪影響だということを思い出してください。
寝不足や疲労、耳を酷使しているなどの身体的なストレスをかけないように身体を大切に扱ってあげてください。
不安や緊張、イライラしがちで精神的なストレスがかかっているなら、好きな趣味などに気をむけて心を休めてあげてください。

そうしていれば、気の流れはいつものおだやかさをとりもどしていくはずです。
耳鳴りを気にし過ぎるとおさまる耳鳴りもおさまらなくなってしまいます。
この記事があなたのお役に立てることを願っています。

それでは今日はこの辺で。
明日もあなたが健やかでありますように。

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