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ストレスと病気

ストレス解消されているかは、眠りの深さで判断しよう【東洋医学で解説】

こんにちは、五行鍼灸マッサージ治療院の松元です。

奈良市の富雄で東洋医学に心理学・脳科学を取り入れた独自の治療を行っています。

 

ストレス解消方法を試した結果、どれだけ効果があるのか自覚できていますか?

 

今回は、あなたの中のイライラや不安といったストレスは、眠りの深さにあらわれますよというお話です。

あなたの眠りの深さで、あなた自身も気付いていないストレスに気付きストレス解消に役立ててください。

 

目次

ストレス解消されているかは、眠りの深さで判断しよう

冒頭でもお話しした通り、あなたが今どれほどイライラやストレスを抱えているかは、眠りの深さで判断できます。
なぜなら、眠りの深さにはあなたの精神状態が反映されるからです。
眠りが、深いか浅いかをみることで精神状態を判断することができます。

ではなぜ、睡眠に精神状態(ストレス)が反映されるのか?
その理由を見ていきましょう。

ストレス解消の前に、眠りとは何かを理解しましょう

もしあなたが「今晩、あなたの家が火事になるかもしれません」という状況になったとして眠れますか?
多分無理ですよね。
仮に眠れたとしても、少しでも物音や人の気配がしたら起きてしまい、ぐっすり眠ることはできないでしょう。

じゃあ、なぜぐっすり眠れないか?
不安だからですよね。
人は安心しないと深く眠れません。
言い換えれば❝心が安定しないと深く眠れない❞と言うことです。
イライラや不安などのストレスで精神状態が悪くなっていると、深く眠ることは難しくなってしまいます。

では、どうやって眠りの深さを判断するのかみていきましょう。

睡眠が浅くなっているサイン

眠りが浅い状態とは、深く眠っている時間が短い状態です。


 ・朝起きた時に身体が重い

 ・寝付くまでに1時間以上かかる

 ・寝付いても、音や気配などですぐ目が覚めてしまう

 ・夢をみた内容をほとんど覚えている

 ・イライラしやすい

 
東洋医学で眠りが深い状態とは、頭の血が身体にしっかり下がっている状態といえます。
頭から血が下がることで頭(脳)の回転は鈍くなります。
このことで感覚が鈍くなり、少々の刺激では起きなくなります。
熟睡している人を、起こしてもなかなか起きないのはこのせいですね。

頭から下がった血が内臓へ戻ってくるので、内臓はその血を使って調子を取り戻し、身体の疲労も回復します。
内臓の動きが活発になることで代謝が高くなり、朝起きた時に身体は軽く調子が良いと実感できます。

しかし、ストレスがかかってイライラや不安を抱えていると、頭に血が上ってしまい交感神経優位の状態になってしまいます。
こうなると眠りが深い状態とは逆のことが起こり始めます。

足が冷えたり、肩がこったりして寝付きが悪くなり、眠りが浅くなる原因になります。
頭に血が上っているので、いつも頭の中にあれもこれもと考えが浮かぶようになります。
感覚も敏感になり、普段は気付かないようなことも気になってしまい、ストレスを感じやすくなります。

ストレスが溜まると、眠たくなったり睡眠時間が長くなる場合があります。
眠りが浅くなっているので、寝ても寝ても疲れがとれないからです。

これらの症状に心当たりがあると、睡眠の質が悪くなっている可能性がありますので、ストレス解消の方法を1度見直してみましょう。

ストレスは無理に解消しようとするとつらくなります

ストレスの解消はもちろん大切です。
しかし、無理にストレスを忘れようとストレス解消にやっきになっては逆効果です。

忘れようとしているということは、逆にストレスを意識しているということでもあります。
そうして無意識にストレスを意識し続けることで、潜在意識にストレスが刷り込まれます。
これの強烈なものがいわゆるトラウマです。

潜在意識に刷り込まれたストレスは、自分自身で認識しずらくなってしまいます。
これが冒頭にお話した、自分自身でもストレスがあるのかないのかわからない状態です。
無理にストレスを押し込めたり、逃げたりせず、時にはストレスと向き合ってみるのも1つの手です。

僕は高校性の時に、3歳年下の従兄弟を病気で亡くした経験があります。
当時は、世の中には犯罪を犯しても堂々と生きている人がいるのに、なぜ何もしていない従兄弟が死ななければならないのかという理不尽さに神様を恨みました。
でももし、いとこの死がなかったら「病気で亡くなる人の人生を変えるため」なんて使命を抱いて、この仕事をしてはいなかったと思います。
たまに思い出しても、前よりはいとこの死を前向きに考えられるようになりました。

今は何か大きなストレスをもっているかもしれません。
しかし、そのストレスがあなたを成長させたり、だれかの役に立つ時がくるかもしれません。
その時まで、ストレスを少しだけ残しておくことも悪い選択ではないのかもしれませんね。

ストレス解消にはまず把握から

話がそれてしまいましたが、ストレスによるイライラや不安などの心の不安定さが眠りを浅くしてしまいます。
そして眠りの浅さが続けば、身体の疲労の蓄積してしまいます。
そうなれば身体に余裕が無くなり、心にも余裕がなくなり余計ストレスを感じるという悪循環に陥ってしまいます。

そうならないために、ストレスをしっかり把握しましょう。
あなたが心穏やかに、深い眠りにつけることを願っています。

それでは今日はこの辺で。
明日もあなたが健やかでありますように。

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