五行治療院ブログBlog

Blog

090-9983-3792

受付時間

9:00~18:30

※営業のお電話の対応はしかねますので、ビジネス関連のご提案は問い合わせフォームよりメールでお願いいたします。

 

定休日

日曜(祝日は通常通り営業)

Home > 五行治療院ブログ > ストレスと足の冷えって関係あるって知ってますか?【鍼灸師が東洋医学で解説】

ストレスと病気

ストレスと足の冷えって関係あるって知ってますか?【鍼灸師が東洋医学で解説】

こんにちは、五行鍼灸マッサージ治療院の松元です。

奈良市の富雄で東洋医学に心理学・脳科学を取り入れた独自の治療を行っています。

 

・足は冷えるのに、首から上は暑くて汗が出る。

・足が冷えて眠れない。

・温めてもなかなか冷えがとれない。

 

それ、ストレスが原因かもしれませんよ?

 

今回は、首から上は暑いのに、腰から下の冷えに悩んでいる方のためのお話です。

ストレスで足が冷える理由と、その対策を鍼灸師が東洋医学でわかりやすく解説します。

 

動画でも併せて解説していますので、参考にしてみてください。

 

 

目次

ストレスと冷えの関係を知ってますか?

ストレス 甘い物

ストレスと冷えには大きな関係があります。
なぜならストレス(感情)と血流には深い因果関係があるからです。

 ・怒りで頭に血が上る
 ・恐怖で血の気が引く
 
こんな言葉があるのも、ストレスによって人の感情が変化することで、血流に影響するからなんですね。
ではストレスで、なぜ足が冷えてしまうのかを解説していきます。

ストレスでなぜ冷えるのか?

ストレスで冷えるのは、ストレスによる感情の変化によって、血が少なくなるからです。
血はすごく温かいので、足に血がしっかり回っているからこそ足は温かいんです。
その温かい血が、少なくなることで、その場所は冷えてしまいます。

この足の冷えという状況を作り出すのが、ストレスによる感情の変化です。
実はこれらの感情が続くて、足から血を持っていかれると、足が冷えてしまいます。

 ・怒り
 ・焦り
 ・緊張
 ・不安 

では足から血を持っていかれるとは、どういうことなのか解説しますね。

ストレスでの冷えはこうして生まれます

ストレスが感情を動かし、その感情が血を動かし、血が少なくなることで冷えが生まれます。
なぜ、そんなことが起きるかというと、以下の感情によって気の流れが乱れるからです。

 ・怒り
 ・焦り
 ・緊張
 ・不安

気の流れって何?って感じだと思いますので詳しく解説します。

東洋医学では、人の身体には気の流れというものがあると考えています。
この気の流れが乱れることを「気が病む」と書いて病気といいます。

そして気には人が生きるうえで必要不可欠な役割があります。
それは❝血を動かすこと❞です。
血は単体では動く力がないので、気に動かされる形で身体中をめぐり血流が生まれます。
つまり、血の流れ=気の流れです。

身体中を気がスムーズに流れていると人は元気でいることが出来ます。
しかし、心にストレスがかかると気の流れに変化があらわれます。

ストレスによって怒り、焦り、緊張、不安という感情になることで、気が頭を中心に上半身に集まります。
ということは血も頭に集まるということです。
血は温かいので、上半身に血が集まって顔から上は暑くなります。
いわゆるのぼせている状態です。

逆に、頭に血を取られた、足を中心とする下半身は、温かい血が少ないので冷えます。
例えるなら、今までにぎわっていた商店街の近くにショッピングモールができたことで、お客さんがそっちへ流れてしまい、商店街のお客さんが減った。
みたいなイメージですね。

血の量には限りがあります。
頭に血が集中すると、温かい血が少なくなった足は冷えに苦しむことになります。
商店街にお客さんが少なくなって、経営が苦しくなるように。

このように、ストレスが感情に影響することで、身体の気の流れが乱れます。
そして、血がめぐってきづらくなった状態が冷えというわけです。

ストレスで足の冷えを生まないためには?

下半身の冷えも、上半身ののぼせも感情の乱れが原因でしたね?
なら、対策は簡単。
感情の乱れを整えればいいんです。

平常心でいれば、気の流れは正常に戻り、頭に集中していた血はまた足に帰ってきます。
今までとは逆の感情でいる時間をもっと増やしてください。

 ・幸せ
 ・許し
 ・愛情
 ・感謝

1日のうちで、これらの感情をもって心穏やかに過ごす時間を意識的にとるようにしてみてください。
最近のあなたの心は穏やかでしたか?
あれもこれもと考えをめぐらせ過ぎて、イライラしていませんでしたか?

身体は、足の冷えという形で「もっとゆっくりしてね」と伝えたかったのかもしれません。
あなたの心と感情が穏やかになれば、身体の気の流れも穏やかになります。
そうなれば、血はあるべき場所へ帰っていくんのです。

ストレスと冷えのまとめ

ストレス 病気 独り言


 ・冷えとは温かい血が少ない状態
 
 ・身体の、血の流れは気の流れが作っている

 ・ストレスによる感情の乱れが、身体の気の流れを乱す

 ・怒り、焦り、緊張、不安などの感情が、頭に気と血を集中させる

 ・幸せ、許し、愛情、感謝などの感情でいると、頭の血は足に帰ってくる


心当たりのある方は、できる範囲でいいのでやってみてください。
もしこのお話が、少しでもあなたのお役に立てたなら幸いです。

それでは今日はこの辺で。
明日もあなたが健やかでありますように。

シェアするShare

ブログ一覧