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ストレスと病気

ストレスを甘い物でごまかしていると…心と身体のプロが解説【奈良市富雄の鍼灸院】

ストレス 甘い物

こんにちは、五行鍼灸マッサージ治療院の松元です。

奈良市の富雄で東洋医学に心理学・脳科学を取り入れた独自の治療を行っています。

 

ストレスでついつい甘い物に手が伸びてしまうというあなた。

 

今回のブログでは

・なんでストレスを感じると甘い物を食べてしまうのか?

・甘い物は太るしできればやめたいと思っている

こんな疑問やお悩みをお持ちの方に向けて、鍼灸師として病気を予防するための食養生や生活習慣の指導を14年続けてきた経験から解説します。

目次

ストレスで甘い物が欲しくなる理由

ストレス 甘い物

結論から言うと、ストレスで甘い物が欲しくなってしまう理由は甘い物(甘味)は緊張をゆるめる効果があるからです。

ストレスがかかると脳は自身に危険がせまっていると判断し、身体と心は緊張状態になります。
実は、甘い物はこの緊張をゆるめてくれるんです。

甘い物を食べるとほっこりしますよね?
心がゆるんでリラックスするからです。
ちなみに心だけじゃなく、身体もゆるむって知ってますか?

甘い物をよく食べる人は、甘い物で肌や肉がゆるんで独特のぽっちゃり感があります。
毎日毎日、何十年も甘い物を食べつつけていると足の内側の筋肉(内転筋)がゆるんで、O脚や膝の変形の原因になることがあります。
そのぐらい甘い物(甘味)にはストレスなどによる緊張をゆるめる効果があるんです。

それだけに、摂り過ぎには注意が必要になります。

ストレスを甘い物でごまかすうちに、甘い物がストレスの原因になる!?

ストレス 甘い物

甘い物を摂りつづけていると、今度は甘い物がストレスになってしまいます。
なぜなら甘い物(甘味)には中毒性があるからです。

甘い物を食べたり飲んだりすると、血糖値が急激に上がります。
この時,脳に快楽を感じさせる脳内麻薬といわれる物質が分泌されます。

 ・ドーパミン
 ・エンドルフィン

これらの脳内麻薬によって甘い物を食べた時の「あ〜幸せ〜」という幸福感が起こり、ストレスを感じにくくしてくれます。

しかし、良い気分でストレスを忘れていられるのも脳内麻薬が出ている時だけです。
脳内麻薬の効果がきれると、またストレスを思い出し、それをまぎらわせるためにまた甘い物を食べる。

これをくりかえしていると、今度は甘い物を食べないとイライラして落ち着かなくなってしまいます。
こうなると、もう甘い物中毒です。
ストレスをまぎらわせるはずの甘い物が、いつのまにかストレスの原因になってしまうのです。

ストレスと甘い物との付き合い方

ストレス 甘い物

甘い物中毒からのストレスをさけるためには、甘い物との付き合い方を覚える必要があります。


 ・ドーナッツやケーキ、アイスなどのスイーツや菓子パンは週に1個

 ・普段の水分補給は水かお茶

 ・ジュースや甘いコーヒー飲料などは週1本


あなたが毎日のようにスイーツやジュースなどを口にしているとしたら、まず間違いなく甘い物の摂り過ぎです。

もしこれらをやめていきたいと思っているなら、急にやめることは逆に遠回りになります。

本当にあなたが甘い物を好きで食べているなら、何もあなたの楽しみ(甘い物)をゼロにすることはありません。

あくまでも問題は、甘い物を食べていることではなく、食べ過ぎ(食べつづけ)ていることですから。
少しずつ、でも確実に減らしていきましょう。

今食べている甘い物の量を10としたら、8ぐらいに減らして1〜2週間ほど過ごしてみてください。
最初は物足りなさを感じると思いますが、少しずつ8ぐらいの量でも満足(納得)できるようになってきます。

そして8ぐらいの量で満足できるようになったら、今度は6ぐらいに減らし、また1〜2週間ほど過ごしてください。
こんな感じで段階的に少しずつ減らしていき、甘い物を週1回ぐらいの楽しみにして過ごせるぐらいの感覚に戻していきましょう。

さいごに

ストレス 甘い物

菓子パンやスイーツ、ジュースなどには大量の砂糖が含まれています。食べれば血糖値が一気に上がり、一時はストレスを忘れられるかもしれません。
それもコンビニに行けば100円200円でお手軽に。

でも、あなたがいくら甘い物を食べたとしても、それでストレスの原因になっている問題は解決されるでしょうか?
例えば、あなたに嫌がらせをする人がいたとして、あなたが甘い物を食べたからといって、その人は優しい人にはなりませんよね。

甘い物に逃げつづければ、今度はあなたが甘い物に苦しめられることになります。
そんなストレスの連鎖で苦しんでいる人を治療を通じてたくさん見てきました。
だからせめて、これを見てくれたあなたにはそんな苦しみを味わって欲しくはありません。

もしあなたのストレスと甘い物の悩みに対して、少しでもお役に立てたのならこんなにうれしいことはありません。

それでは今日はこのへんで。
明日もあなたがすこやかでありますように。

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