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ストレスと病気

寝付けない人へ、寝ようとし過ぎていませんか?心と体のプロが解説

 

寝付けない

こんにちは、五行鍼灸マッサージ治療院の松元です。

奈良市の富雄で東洋医学に心理学・脳科学を取り入れた独自の治療を行っています。

 

今回はこれらのお悩みや疑問に答えていきます。

・もう何年も寝付きが悪い

・寝ようとすればするほど眠れない

・布団に入ってすぐに寝付けるようになりたい

 

14年鍼灸とマッサージ治療を通じて、色んな不眠の患者さんをみてきた経験と東洋医学の観点から解説していきたいと思います。

動画でも解説していますので、参考にしてみてください!

 

 

 

 

目次

寝付けない原因は、寝ようとし過ぎているから

寝付けない

寝ようとすればするほど寝付けなくなりますよね?
それはあなたが、寝ようとし過ぎているのが原因なんです。

寝付けない時は、頭の中ではこんな感じの言葉がとびかっていたりします。

「寝たいのになんで寝付けないんだ!」

「早く寝ないと…」

要するに怒りや焦りなどの感情がある時です。
これらの感情を持ったままでは人は眠ることができないよう作られています。

どういうことか、次で解説していきます。

寝付けない原因は頭に血が上っているから

寝付けない

寝ようとすればするほど寝付けないのは、頭に血が上っているからです。
頭に血が上ると、脳が活発に動き出し興奮状態(交感神経優位)になります。

では、なんで頭に血が上るのかというと、肝臓が働きがポイントです。

東洋医学では、肝臓には血を頭にのぼさせる働きがあると考えます。
そして肝臓を働かせる引き金になるのが、ストレスによる怒りや不安という感情です。


 早く寝ようと焦ったり、眠れないことにイライラする(怒る)
    ↓
 肝臓が働いて頭に血がのぼる
    ↓
 脳が活発に働いて興奮状態になる
    ↓
 さらにイライラや焦りが生まれやすくなる


という悪循環を生んでしまいます。

そのきっかけになりやすいのが、寝る前に頭の中を飛び交っていた言葉達なんです。

寝付けない時は“無理に寝ようとしないこと”

寝付きが良くなるオススメの考え方を2つご紹介します。


①「すぐじゃなくても、いつかは眠れる」

②「今日眠れなくても、明日寝ればいいや」


寝付けない原因は、頭に血を上らせることでしたね?
逆に考えれば、頭から血を下ろせば眠れるということです。

お腹いっぱい食べた後に眠たくなりますよね?
あれは、食べた物を消化するために胃が血を必要とするので、お腹に血が集まるからです。
頭の血がお腹(体)に下がって、血が少なくなることで脳の働きが鈍り、副交感神経優位のリラックス状態になることで眠くなります。

要するに、この状態にもっていけばいいわけです。

オススメの考え方を意識して、無理に寝ようとしないことで焦りやイライラを生みにくくなります。
肝臓を刺激しにくいので頭に血が上りにくく、寝付きのよい精神状態にもっていきやすくなります。

寝付けない人は、自分の中にスイッチを作りましょう

寝付けない

今までの経験上、寝付きが悪い人は“普段から常に何か考えている”というクセをもっていることが多いです。
今から寝ようとしている時までも、あれもこれもと考えをめぐらせています。

これに思い当たる方は“寝る前には何も考えない”というOFFのスイッチをつくることを意識してみてください。


 ON → 考えをめぐらせてあれもこれもと考えている状態

 OFF → 何も考えずにぼ〜っとしている状態

 寝る前にON → OFFにスイッチを切り替える


こんな感じのイメージです。

最初は出来なくてかまわないので、毎日少しずつOFFに切り替えることを意識するようにしてください。
先ほど紹介したオススメの考え方は、OFFへと切り替える手助けになるはずです。

クセは意識していると少しずつ直すことができます。

自転車も最初からうまく乗れたわけじゃないですよね?
転びながら練習しているうちに、ある日コツをつかんで乗れるようになったはずです。

毎日少しずつ意識していれば、次第にあなたの中にスイッチができて切り替えるコツがわかるようになってきます。
1〜3ヶ月ほどで、寝付きの悪さに変化があることを自覚できる方が多いので、毎日少しずつ続けてみることをオススメします。

寝付けない人へのまとめ

ストレス 眠れない


 ・頭に血が上っていると、脳が活発に働くためなかなか寝付けない

 ・寝ようと焦ったり怒る(イライラする)と、頭に血が上って寝付けなくなる

 ・焦りや怒りが肝臓を刺激することで頭に血が上る

 ・「いつかは眠れる」「今日眠れなくても、明日寝ればいいや」は肝臓への刺激を抑えられる

 ・自分の中にONとOFFを切り替えるスイッチを作る


布団に入る時は、無理に寝ようとせず肩の力を抜いてみましょう。

考えてみてください。

あなたが眠る時、雨風がしのげる家にいて、布団で寝ることができているはずです。
そんな幸せに気づいていますか?
生きていればいろいろなことはありますが、焦ったりイライラ出来ているのはあなたが今生きているからです。

現状を苦しむのも楽しむのもあなたの自由です。

たとえ苦しい時でも、笑顔や感謝を忘れない。
あなたはそんな素敵な人だと信じて、あなたがいつも穏やかに寝付けるようになると信じて、今日はこのへんで終わりにしたいと思います。

明日もあなたが健やかでありますように。

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