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ストレスと病気

【ストレス発散におすすめ】声を出すとスッキリする理由を心と体のプロが解説

こんにちは、五行鍼灸マッサージ治療院の松元です。

奈良市の富雄で東洋医学に心理学・脳科学を取り入れた独自の治療を行っています。

今回はこういった疑問に答えていきます。

「大声出したり、友達と話したり、歌ったりすると気分がスッキリするけど、なんでだろう?」

「ストレス解消したいけど、何をしたらいいかわからない…」

 

14年の鍼灸とマッサージ治療を通じて、色んな症状で苦しむ患者さんをみてきた経験と東洋医学の観点から解説します。

 

この記事を読むことで、ストレス発散に叫ぶことや歌うこと、話すことで心と体にどんな影響があるのか。

それを知ることで、ストレス解消に声を出す効果がより高まりますので、興味のある方はぜひ最後までお付き合いください。

 

 

 

目次

ストレス発散に声を出すことをおすすめする理由とは?

ストレス発散におすすめする理由①手軽にできるから

ストレス発散に声を出すことはおすすめできます。
なぜなら、声を出すだけなので特殊な道具や技術などを必要としないからです。

ストレス発散に「声を出す」といってもいろいろな方法があります。


 ・友人に相談する(話す)

 ・カラオケで好きな曲を思いきり歌う

 ・海に向かって叫ぶ


さらっと挙げてみましたが、声を出すことができて気分がスッキリするなら方法はなんでもいいと思います。
とにかくストレスを押さえ込まずに、感情のまま声を出してみてください。

喋ったり歌ったり叫んだりして声を出すと、気持ち(心)がスッキリしますよね?
目にはみえませんが、声を出すことでストレスが発散されているからです。

そもそも、なぜストレスをたまると人は病気になるのか、ここからわかりやすく解説していきましょう。

ストレス発散におすすめする理由②ストレスがたまると病気になるから

ストレスがたまると心や体に悪影響がでて、それがひどくなると病気になってしまいますよね?
ストレス解消の話の前に、なぜストレスで病気になるのかをまず解説しておきます。

東洋医学では感情の極端な偏りや、感情が押さえ込まれることで体に熱を生むと考えます。

空気を入れるポンプで、自転車のタイヤに空気を入れるとポンプやタイヤが熱くなるのを知っていますか?
これは圧縮熱と呼ばれる現象で、空気が圧縮されることで温度が上がるという自然の原理です。

心の中もまったく同じで、心の中が特定の感情でいっぱいになって圧が上がることで熱を生む。
東洋医学ではこれを化火(かか)とよんでいます。

最近は西洋医学でも、ストレスによって体の中に「サイトカイン」や「プロスタグランジン」といった物質が増えて炎症をひきおこすことがわかってきています。

ストレスが病気にかわる順序を整理するとこんな感じです。


 ①ストレスの原因になる出来事

 ②感情が偏ったり、抑圧されたりして心の圧が上がる

 ③感情が化火し、体に熱(炎症)が増える

 ④熱(炎症)が増えることで痛みや病気を引き起こす


心の中の感情(ストレス)が、体の中で熱(炎症)に変わることで体に痛みや病気を引き起こします。

ストレス(感情)という熱(炎症)をため込まず発散させる。
そのためにストレス解消が必要であり、声を出すことをおすすめしているわけです。

ストレス発散におすすめする理由③熱(炎症)を体の外に出す効果があるから

ストレス 病気 独り言

ストレス解消法の中で、声を出すことをおすすめする理由。
それは「声」という形で熱(炎症)というストレスの正体を体の外に出せるからです。

ストレス解消するために、ドラマなんかで「バカヤロー!!!」とか叫ぶシーンがありますが、東洋医学から見れば効果はあります。
ストレス解消に好きな曲を大きな声で歌うのもおすすめです。

友達や家族と電話や直接会って、話しを聞いてもらうのもいいですね。
別に悩み自体は解決しなくてもいいんです。
声を出すことでストレスを解消するという目的は達成できていますから。

感情を抑えてためこまず、声に出してみましょう。
ストレスがたまってくるとブツブツ独り言をいう人がいますが、声にだして発散することで心のバランスを保っているのでしょう。

声が出せなかったり、話せる相手がいない時は、自分の感情をメールなどで文字にするにもある種の発散、ストレス発散法です。


 ストレスをためている = 心の中にバランスの悪い感情をためている = 体の中に熱(炎症)をためている


心の中が1つの感情で満たされて、圧が上がってしまうことが化火(炎症)の正体なら、その感情(ストレス)なんらかの形で吐き出してしまえばいいわけです。

ストレス発散におすすめですが、言葉選びには注意

ストレス 病気 独り言

ストレス発散するうえで、おすすめというか注意があって、できるだけ前向きな言葉を使うということです。

なぜかと言うと、後向きな言葉は気分を下げるのでストレス解消につながりにくいからです。

1人の時ならネガティブな言葉を使っても、最終的にあなたが前向きな気分になれるなら大丈夫です。
しかし相手がいる場合は、相手の人にネガティブで後向きな言葉をはき出し続けてしまうと、今度はその人がしんどくなってしまいます。

例えば、ずっと愚痴などネガティブで後向きな言葉を聞いていると、気が滅入ってきますよね?
何より、自分が発したネガティブな言葉を1番に耳にするのはあなた自身です。

あまり後向きな言葉ばかりを使えば、自分で自分の気分を下げてしまいます。
同じ口に出すなら、ポジティブで前向きな言葉にしましょう。

言霊(ことだま)という言葉もありますが、言葉にはパワーがあります。
言葉によって勇気が出たり、落ち込んだりしますよね?

前向きな言葉なら、耳にした相手も、自分の言葉を聞いたあなた自身も気分がよくなりやすいのでおすすめです。
自分のついでに相手のストレス解消もできる、どうせならそんな言葉が最高ですね。

おすすめのストレス発散 まとめ


 ・ストレス解消に声を出すのは手軽で効果的なおすすめの方法

 ・ストレスは体の中に熱(炎症)を増やし、痛みや病気の原因になる

 ・ストレスをためている = 心の中にバランスの悪い感情を溜めている = 体の中に熱(炎症)を溜めている

 ・声として発散することで、熱(炎症)の原因になる感情(ストレス)が解消できる

 ・ストレス解消は相手も自分も気分がよくなる前向きな言葉がおすすめ


このブログが少しでも、あなたの人生のお役に立てることを願っています。

それでは今日はこのへんで。
明日もあなたがすこやかでありますように。

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