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ストレスと病気

自律神経失調症が女性に多いのはなぜ?【奈良の自律神経専門整体院が解説】

 

こんにちは、五行鍼灸マッサージ治療院の松元です。

奈良県奈良市で自律神経専門の整体院を経営しています。

 

自律神経失調症は女性に多い病気です。

今回は自律神経失調症が女性に多い理由について、奈良の自律神経専門整体院が解説します。

 

15年で4万人以上の整体をした経験と東洋医学の観点からお話ししたいと思います

動画でも解説していますので、あわせて参考にしてみてください。

 

 

目次

自律神経失調症が女性に多いのはなぜ?【奈良の自律神経専門整体院】

自律神経失調症が女性に多い理由は?

自律神経失調症が女性に多い理由は、女性の方がストレスを感じやすいからです。
下のリンクのとおり、厚生労働省の調査で全ての年代で女性の方がストレスを感じやすいことがわかっています。

ストレスは自律神経を調子をくずす大きな原因の1つです。
ということは、ストレスを感じやすい女性のほうが自律神経失調症になりやすいということになります。

でも、なぜ女性の方がストレスを感じやすいのでしょうか?
それは、男性より女性のほうが“感覚が繊細(敏感)だから”です。

女性は男性に比べて、音や匂いなどの外的な刺激に対して敏感であることが大学などの研究によって証明されています。
つまり男性より、女性の方が外的な刺激(ストレス)をより強く感じる傾向があるということです。

音や匂いなどの刺激を強く感じるほどストレスも強く感じやすくなります。
結果、ストレスが原因になる自律神経失調症になる確率も高くなってしまうのです。

また、女性には男性にはない生理(月経)があるのも、ストレスを増やす要因になるでしょう。
では、なぜ女性は感覚が繊細なのかを東洋医学の観点から解説したいと思います。

なぜ女性は繊細(ストレスを感じやすい)?

東洋医学では、この世の全てが陰と陽が混じり合って成り立っているというという考え方があります。

男女を陰陽でみると、男性は陽、女性は陰です。


 陽 ー 闘う、攻める、稼ぐ、与える、外 など

 陰 ー 愛する、育てる、守る、受け入れる、内 など


男性が与えたものを、女性が受け入れるという陰陽の交わりによって命が生まれます。
女性はその命を育て、愛し、守り、育てるという陰の性質を多く持っているのです。

そして、女性の繊細で敏感な感覚をもつことで、子供の病気や体長不良など周囲の小さな変化に気付きやすくなります。
実際、子供の熱や病気などの異変に先に気付くのは、おかあさんの場合がほとんどです。

すると、子供は病気などの危険をいち早くさけることができるので、元気に育つ確率は高くなりますよね?
女性の繊細で敏感な感覚は、命を愛し、育て、守るために必要なものなのです。

しかし、その敏感な感覚ゆえに刺激を大きく感じてしまい、ストレスも大きく感じやすいともいえるでしょう。
それはストレスによる自律神経失調症にもなりやすいことを意味します。

女性はストレスを感じやすい=自律神経にかかる負担も大きい

ストレス 病気 独り言

ストレスは心はもちろんですが、体にも負担をかけます。
それは、自律神経によって心と体がつながっているからです。

ストレス(心にかかる負担)が大きいほど、体にかかる負担も大きくなります。
ストレスで生理が遅れたり、生理痛がきつくなった経験は女性なら誰もが経験があるでしょう。

強いストレスを抱えている状態だと


 ・食欲がなくなる

 ・寝つきが悪くなる

 ・頭痛がする


などといった症状がおこりやすくなりますよね?
これはストレス(心)が体に影響している、心と体がつながっていることを意味します。

この体と心をつないでいるのが自律神経です。
だから、ストレスを感じやすい女性のほうが、自律神経失調症になりやすいのです。

女性は心の病気だけでなく、体の病気にもなりやすいといえるでしょう。

ここからの男女の違いを解説していきますが、僕の主観的な部分も入るので興味のある方だけ読み進めてください。

心にも体にもストレスのかかりやすい女性の方が長生きするのはなぜ?

ストレス 下痢

これだけストレスを感じやすく、病気になる可能性も高い女性ですが、男性に比べて平均寿命は長いです。
多くの女性が骨身をけずって子供を生んでいるにもかかわらずです。

これは男性の方が女性より弱いことを意味するのではないでしょうか。

昔は「病気になりやすい(体が弱い)から男の子のほうが育てにくい」とよく言われていました。
実際に男の子のほうが肺の発達が遅い傾向があるそうです。

男性は女性に比べればストレスが少なく、子供も生むという負担もありません。
にもかかわらず、男性の方が平均寿命は短い。

ストレスがかかりやすく、心にも体にも負担がかかりやすいが、それでも女性は男性よりも強いのでは?と思えてなりません。
うちに夫婦で治療にこられた時、針治療をするときに「痛い」「怖い」と騒ぐのは、大抵旦那さんの方です(笑)

結婚している女性はわかると思いますが、男性の方が痛がりだし、怖がりだし、しんどがりですよね?
やはり出産の痛みに耐えるためか、痛みなどの苦痛に対しても女性の方が強いように思います。

言いかえれば、女性はストレスなども含めた苦痛に鈍感な部分もあるわけです。
つまり、女性は繊細でストレスを感じやすい弱い一面がある一方で、強い一面も持ち合わせているといえるでしょう。

女性も弱い部分と強い部分、まさに陰と陽が混じり合って成り立っているというわけですね。
陰は陽ために存在し、陽も陰のために存在するというのが陰陽の考え方です。

女性の繊細な部分を男子が支え、男性の苦痛に弱い部分を女性が守る。
男女もこんな関係でいられたら、陰陽のバランスのとれた最高の状態といえますね。

自律神経失調症が女性に多い理由のまとめ


 ・自律神経失調症が女性に多いのは、女性の方がストレスを感じやすいから

 ・女性がストレスを感じやすい理由は、女性のほうが“感覚が繊細で敏感だから”

 ・女性の繊細で敏感な感覚は、命を愛し、育て、守るために必要なもの

 ・女性は繊細でストレスを感じやすい弱い一面がある一方で、強い一面も持ち合わせている


このブログが少しでも、あなたの人生のお役に立てることを願っています。
それでは今日はこのへんで。

明日もあなたがすこやかでありますように。

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