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ストレスと病気

ストレスで血流が悪くなる!?理由と改善方法を心と体のプロが解説

ストレス 血流

こんにちは、五行鍼灸マッサージ治療院の松元です。

奈良市の富雄で、東洋医学に心理学・脳科学を取り入れた心と身体のプロとして独自の治療を行っています。

 

今回は、こんなお悩みに答えていきます。

「ストレスで血流が悪くなるってほんと?それで悪くなった血流を改善するにはどうしたらいいの?」

 

✔️この記事を読むメリット

ストレスで血流が悪くなる理由と、その改善方法を知ることができます。

 

14年の鍼灸とマッサージ治療を通じて、色んな症状で苦しむ患者さんをみてきた経験と東洋医学の観点から解説します。

 

目次

ストレスで血流が悪くなる理由は?

ストレスは気の流れ(血流)を悪くする

ストレス 冷え

ストレスは血流を悪くしてしまいます。
その理由は、ストレスが気の流れをわるくするからです。

東洋医学では、人の身体は気というエネルギーがあり、全身をくまなくめぐっています。
気はエネルギーなので、血を運ぶ(動かす)という役割、運動エネルギーをもっています。

血は、それ自体では動くことができません。
なので、気の流れに乗って動かされることで血は全身をめぐります。


 ・血流(血の流れ = 気の流れ

 ・血流がわるい  = 気の流れがわるい


ストレスは、血を動かしている気の流れをわるくするために、血の流れ(血流)がわるくなるというわけです。
では、ストレスでどうやって気の流れがわるくなるのでしょうか?

ストレスが気の流れをわるくする理由は?

ストレス 弱い 人

ストレスで血流がわるくなるのは、血を動かしている気の流れがわるくなるから。
そして、ストレスが気の流れをわるくする理由は、ストレスが内臓に影響することにあります。

気の流れを作り出しているのは、内臓(五臓六腑)の働きによるものです。
西洋医学では、心臓の収縮によってポンプのように血液が全身に送り出されると考えます。

東洋医学では、この3つの内臓が気の流れに大きく関わっていると考えています。


 ・心臓 ー 血を作り、全身にめぐらせる

 ・  肺   ー 呼吸によって気を全身に送り出す

 ・肝臓 ー 気がスムーズに流れるよう調整する


ストレスが心臓や肺、肝臓などの内臓に影響すると気の流れをつくる機能が低下します。
すると、気が体をスムーズに流れなくなります。

その結果、気の流れがわるくなり=血流(血の流れ)がわるくなるのは解説したとおりですね。
ストレスは内臓に負担をかけることで、この状況をつくりだしてしまうのです。

気(血)はあたたかいもの

ストレスが血流をどうやってわるくするのか、わかっていただけたと思います。
では血流がわるくなると、具体的になにがいけないんでしょうか?

その1つが冷えです。

血はとてもあたたかいものです。
献血などで、抜いたばかりの血をさわらせてもらうと注射器ごしでもあたたかさが伝わってきます。

血があたたかいのは、気が熱エネルギーを持っているからです。
ストレスで気の流れがわるくなると、熱エネルギーがしっかり流れてこなくなるので、体は冷たく感じます。

だからストレスで血流がわるくなると、体が冷えるわけです。
東洋医学では、気の流れ具合によって健康状態を判断します。


 ・気の流れがスムーズ = 元気 = 内臓の動きが良い

 ・気の流れが悪い   = 病気 = 内臓の動きが悪い


気の流れが悪い状態を「気が病んでいる」と書いて病気とよびます。
つまりストレスは、血流をわるくするだけでなく、気を病ませ病気をつくる原因にもなるのです。

ストレスで血流がわるいと損する?

ストレス 病気 独り言

ストレスがあるときって、顔を見てもどことなく元気がなさそうにみえますよね?
顔の気の流れがわるくなるので、血が少なくなって血色などもわるく見えますし、長い期間続けば肌のハリなども失われます。

なぜかというと、血は筋肉をふくらませるからです。
風船に空気が入るとふくらむように、筋肉に血が流れ込むことで筋肉はふくらみます。

顔は表情筋という筋肉で形作られていて、血流が良いと顔の筋肉に血が流れ込んでふくらみます。
これが顔のハリの正体です。


 ・気の流れが良い = 表情筋に流れ込む血の量↑ = 顔のハリ↑

 ・気の流れが悪い = 表情筋に流れ込む血の量↓ = 顔のハリ↓


ストレスで血流がわるくなると、肌の血色やハリが失われるので、元気がなく不健康そうにみえるのです。
血が少なくなって、表情筋も冷えるので、表情筋の動きがかたくなります。

表情が乏しくなり、血色やハリが失われることで老けて見えてしまいます。
これは特に、女性にとっては大問題ではないでしょうか?

どんなにきれいな顔をしていても、表情がなければ台無しですよね。
男性も、血流の状態は仕事などで相手に与える印象などにも影響します。

ストレスで血流をわるくしていることは、人生における損失にもなりかねないのです。

ストレスによる血流の改善方法

ストレスで血流がわるくなることが、病気などの人生の損失になることがわかっていただけたでしょうか?
ここからは、これらをさけるためのストレスによる血流の改善方法を解説していきます。

血流を良くしたいなら、気の流れを良くすればいいわけです。
そのためには気分を良くすることが必要です。

じつは、人の感情と内臓の動きは密接に結びついています。
ストレスは内臓に影響するといいましたが、これは感情と内臓がつながっているからです。

ストレスで気分がわるくなると内臓(心臓・肝臓・肺)の動きもわるくなり、気の流れもわるくなるのです。
ということは、気分をよくすれば内臓の動きはよくなり、気の流れは良くなります。
つまり血流がよくなるわけです。

ここからはそのための方法を4つほど紹介します。
1つ1つ解説していくと長くなってしまうので、興味のある方法のリンクから解説をごらんください。

ストレスによる血流の改善方法①運動する

ストレス 病気 独り言

運動すると、体があたたまって顔の血色なども良くなりますよね?
運動することで気の流れ(血流)が良くなるからです。

その日の体調にあわせて、無理のない範囲で体を動かしてみてください。

ストレスによる血流の改善方法②声を出す

ストレス 病気 独り言

声を出すと気分がスッキリします。
不満などのストレスを解消することを「ガス抜き」なんて言いますよね?

声として感情をはきだすことで、感情の抑圧が解消され心のバランスがとれるからです。

ストレスによる血流の改善方法③音楽を聴く

音楽には感情(心)を動かす、そんなエネルギーがあります。
あなたの気分がよくなる、その日の気分にあった音楽を探してみましょう。

聴くだけでなく、歌って声をだすとさらにストレス解消の効果は高まるでしょう。

ストレスによる血流の改善方法④ポジティブ思考

ストレスにおいて重要なのは、ずっと気分の悪い状態のままでいないことです。
ポジティブ思考のメリットは2つ。


 ・受けるストレスが少なくなる

 ・ストレスからの気持ちの切り替えが早くなる


何事もおおらかで前向きに考えることでこの2つのメリットが得られます。
受けるストレスが少なくなれば、①〜③の効果を高まります。

そもそもの発散する必要のあるストレス自体が減るからです。
あなたの人生や健康において、ぜひ身につけておいて欲しい最強のスキルです。

ストレスと血流のまとめ


 ・人の体には気というエネルギーが全身を流れている

 ・血は気に動かされて全身をめぐる(血流=気の流れ)

 ・ストレスで血流がわるくなるのは、ストレスが気の流れをつくる内臓に負担をかけるから

 ・ストレスで血流がわるくなると、気の熱エネルギーがしっかり流れてこなくなり体は冷たく感じる

 ・血流が悪いと見た目にも損をしてしまい人生における損失をうむ

 ・感情と内臓の動きは密接に関わっているので、気分を良くすると気の流れ(血流)がよくなる

 ・ストレスにおいて重要なのは、ずっと気分の悪い状態のままでいないこと

 ・おすすめ改善方法は①運動する②声を出す③音楽を聴く④ポジティブ思考


あなたの人生が素晴らしいものになることを願っています。
それでは今日はこのへんで。

明日もあなたがすこやかでありますように。

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