五行治療院ブログBlog

Blog

090-9983-3792

受付時間

9:00~18:30

※営業のお電話の対応はしかねますので、ビジネス関連のご提案は問い合わせフォームよりメールでお願いいたします。

 

定休日

日曜(祝日は通常通り営業)

Home > 五行治療院ブログ > ストレスで人は生活習慣病になる!?理由を心と身体のプロが解説します

ストレスと病気

ストレスで人は生活習慣病になる!?理由を心と身体のプロが解説します

こんにちは、五行鍼灸マッサージ治療院の松元です。

奈良市の富雄で、東洋医学に心理学・脳科学を取り入れた心と身体のプロとして独自の治療を行っています。

 

今回は、こんなお悩みに答えていきます。

「ストレスが多いと、生活習慣病になりやすかったりするの?

 

✔️この記事を読むメリット

ストレスによる行動が生活習慣病の原因になることと、生活習慣の改善方法を知ることができます。

 

14年の鍼灸とマッサージ治療を通じて、色んな症状で苦しむ患者さんをみてきた経験と東洋医学の観点から解説します。

 

目次

生活習慣病はストレスから始まります

ストレスは生活習慣病の原因?

ストレス 甘い物

ストレスは生活習慣病の根本原因であり、生活習慣が乱れるきっかけになります。
ストレスを抱えると、感情のバランスがくずれ、心に余裕がなくなります。

心に余裕がなくなると、生活習慣が乱れます。
それが長い期間積み重なることで、内臓に負担が蓄積した結果が生活習慣病です。

心に余裕がなくなることで、生活習慣病の原因になる行動をとってしまう。
ストレスはそのきっかけをつくってしまうのです。

ではなぜ、ストレスを抱えると、生活習慣が乱れてしまうのか、みていきましょう。

ストレスで生活習慣が乱れる理由

ストレス 甘い物

「人は頭ではなく、心で動く生き物」
ストレスで生活習慣が乱れる理由はこれです。

人は頭で考えて行動するわけではなく、心(感情)に基づいて行動します。
人の頭(脳)と心は別ものなのです。

このことがよくわかるのがダイエットです。
みんな「甘いものや油ものがカロリーが高い」なんて知っています。

でも実際は食べてしまうことってありますよね?
「甘いもの、油ものは太る」と頭では知っていますし、「食べない方が良い」のも頭ではわかっています。

でも結局は「食べたい」という欲(心)で動き、「食べる」という行動をとってしまうのです。
頭(脳)と心は別のものなんですね。

しかし、脳と心は別ですが、心と行動は一致します。


  ストレスで心の余裕がなくなる
    ↓
  余裕のない行動とる = 不養生
    ↓
  生活習慣病


ストレスで心が悪くなり、行動も悪くなっていった結果が生活習慣病というわけですね。
では次に、ストレスから生活習慣病になる実際の時系列をみていきましょう。

ストレスはこうして生活習慣病になる

ストレスが大きくなってくると、心に余裕が無くなります。
心に余裕がなくなると、ついつい身体に余裕がなくなるような行動をとるようになります。


 ・イライラするからお酒やタバコへはしる

 ・食べる時間がないから、ファストフードやインスタントでいいや

 ・運動しようと思ったけど、めんどくさいからやめておこう

 ・早く寝た方がいいのは分かってるけど、睡眠よりやりたいこと優先


これらの生活習慣が続くほど身体(内臓)には負担がかかります。
その結果、いつもどことなく体調が悪い状態がつづき、身体の余裕は少なくなっていきます。

身体の余裕が無くなると、今度はまた心の余裕がなくなります。

病気や体調の悪いときって、ついつい機嫌もわるくなりがちですよね?
身体の余裕が無くなって、心の余裕がなくなるからです。

すると、さらに身体に余裕がなくなる行動をとるという悪循環に入ります。
こうしてどんどん生活習慣は乱れ、長年身体(内臓)に負担が積み重なることで人は病気(生活習慣病)になるのです。

では、ストレスから生活習慣病になるのを防ぐことはできないのでしょうか?

ストレスと生活習慣病を防ぐには?

身体を治すには心から

東洋医学には心身相関という“心と身体は互いに影響を及ぼし合う、切ってもきれない関係”という考え方があります。
心の状態は身体の状態へ、身体の状態は心の状態へと合わせ鏡のようにお互い影響し合うのです。

ストレスで心に余裕のないことが生活習慣病になる行動をとってしまう原因でしたね?
ストレスで心が悪くなったことが、身体(行動や健康状態)へあらわれてくるわけです。

そして「身体に余裕がない」という状態が「心に余裕がない」というかたちであらわれます。
この心身相関の考えでいけば、行動や健康状態という身体を良くするには、心を良くすればいいわけです。

人は心で行動する生き物ですからね。
では具体的にどうすればいいか、次で解説していきましょう。

まずは意識を変えましょう

ストレス 眠れない

行動を変えるには、頭で思ったり考えたりするだけでは不十分です。
頭と心(行動)は別ものだからです。

だから「知ってる」「わかってる」と頭で理解している状態では行動は変わりません。
この状態で行動を変えるには、心(意識)を変える必要があります。

そのためには、言葉を頭から心へ落とす(腑に落とす)ことです。


  「自分は良くなるんだ」

  「本当に良くなりたい」


頭で考えるのではなく、心から願い、想う、そんな覚悟が必要になります。
本当に心(意識)が変われば、行動におのずとあらわれてくるものです。

心の状態は鏡のように身体(行動)に映し出されるのですから。

もし意識を変えられないなら

ストレス 眠れない

生活習慣病になれば、つらい節制の毎日が待っています。
食事や場合によっては飲む水の量まで制限されることもあります。

この先自分の体はどうなるのかと、不安やイライラというストレスに悩まされることでしょう。
ストレスから逃げる行動(不摂生)の行き着く先は、生活習慣病という今以上のストレスです。

結局ストレスはストレスしか生みません。

あなたが生活習慣病になって苦しむことで、だれか幸せになるでしょうか?
でもあなたが苦しむことで、心配や迷惑をかけてしまう人はいるんじゃないでしょうか?

その人のために、頑張ってみませんか?
人は意外と自分のためには頑張れないものです。

でも誰かのためにと頑張ると、結構頑張れたりするものです。
その人のために頑張ることは、結局あなたのためにもなります。

あなた自身の価値に、もう1度気付いてください。
あなたにはお金、時間、手間をかける価値があることを、思い出してください。

良くなる覚悟が出来たら行動するだけです

ストレス 病気

心(意識)さえ変われば、当たり前の行動を当たり前にするだけです。


 ・食事

 ・睡眠

 ・運動


健康に魔法はありません。

だた自分の身体を大切に扱う、そのための行動を積み重ねるだけです。

身体がどうしてもしんどいなら、身体のケアもオススメです。
身体が楽になれば、心にも余裕が生まれてストレスも感じにくくなります。

心に余裕ができれば、身体に余裕のできる行動をとれるようになってきます。
そうすればまた身体が楽になるという、良い循環が始まります。

生活習慣病は、あなたの心(意識)で予防できる病気です。
ストレスを減らし、あなたの心を良い状態に保てば身体もおのずと良い状態に保たれます。

心と身体はいつも鏡ですから。
それでは今日はこのへんで。

このブログが少しでも、あなたの人生のお役に立てることを願っています。
明日もあなたがすこやかでありますように。

シェアするShare

ブログ一覧