【美容】鍼灸師が教えるキレイになるための2つのポイント
こんにちは、五行鍼灸マッサージ治療院の松元です。
奈良市の富雄で東洋医学に心理学・脳科学を取り入れた独自の治療を行っています。
鍼灸やマッサージ治療を通じて、女性の患者さんをみる機会も多くあります。
治療をしていく中で、体にある変化がおきると健康になるだけでなく女性はきれいになっていきます。
そこで今回は、鍼灸治療を通じて感じた美容のポイントを東洋医学的に解説してみたいと思います。
今よりももっときれいに、元気で若くありたいという方にとっては有益な情報になっていますのでぜひ最後までごらんください。
キャリア14年の鍼灸マッサージ師が、今までの治療経験をもとに美容について東洋医学で解説します。
鍼灸あん摩マッサージ指圧師
奈良市富雄で自律神経専門の整体院を経営
今までに15年のキャリアと4万人以上を施術してきた経験をもつ
東洋医学を応用して体から性格や体質を読み取り、体や心の問題を根本から解決する整体を得意とする
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目次
- ○ 鍼灸師が教える美容の2つのポイント
- ○ 鍼灸師がおしえる美容のポイント①血を増やす
- ・美容だけなく、女性のお悩みの改善もできる!?
- ○ 鍼灸師がおしえる美容のポイント②血の流れを良くする
- ・鍼灸における血の流れ
- ○ 鍼灸師が考える美容法は「よい気分を保つこと」
鍼灸師が教える美容の2つのポイント
先ほど、鍼灸治療で体にある変化が起きると女性はきれいになるといいましたが、その変化のポイントは血です。
美容において、血に2つ変化がおきることがポイントになります。
①血を増やす
②血の流れを良くする
つまり、この2つの変化が起きると女性はキレイになるということです。
それでは、美容においてこの2つの変化がどう関係するのかを順番にみていきましょう。
鍼灸師がおしえる美容のポイント①血を増やす
美容に対して「血を増やす」ということはたくさんのメリットがあります。
・ハリがでる
・顔色が良く(明るく)なる
・肌にうるおいがでる
・シミの予防
風船をイメージしてみて欲しいんですが、風船って空気を入れるとふらみますよね?
筋肉は血が入ることによって、風船のようにふくらむという性質があります。
顔は表情筋という筋肉でできています。
血が増えて顔の筋肉(表情筋)に血が入ってくると、顔の筋肉がふくらみます。
筋肉がふくらむことで、表面をおおっている皮膚が引き伸ばされてハリがでます。
シワが引きのばされてハリがでることで若々しく見えるのです。
そして、表情筋に含まれた血の色が肌に透けるので、顔に赤みがさして健康的な顔色になります。
血=水分でもあるので、水分が増えることで肌にうるおいがでます。
また、血が増えると血管の中を流れている血の量も増えます。
血管の中の血の量が増えると血流にいきおいがでます。
こうなると、シミの原因になる老廃物が押し流しされやすくなるのでシミができにくくなります。
どうでしょう?
美容において、血を増やすことでメリットがたくさんあることがわかってもらえたと思います。
しかし美容だけではなく、じつは女性のお悩みの改善の効果も期待できるのです。
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美容だけなく、女性のお悩みの改善もできる!?
血はとても温かいものなので、温かい血が体に増えることで冷えの改善につながります。
車がガソリンでうごくように、内臓は血をつかってうごいています。
血が増えて内臓がつかえる血が増えると、内臓のうごきが活発になります。
つまり代謝がアップするわけです。
それによって腸の動きが良くなると便秘の改善や予防が期待できます。
そして血が増えると、顔だけでなく肩や首の筋肉にふくまれる血も多くなるので「こり」にくくなる効果もあるのです。
美容だけではなく女性の悩みの改善にもつながるので一石二鳥ですね。
女性は生理で血を失なうので、しっかり血を増やしておくことが美容にも健康にも重要になります。
血の増やし方は下のリンクの記事で解説してますので、興味のある方はそちらも合わせて参考にしてみてください。
鍼灸師がおしえる美容のポイント②血の流れを良くする
美容には血の流れを良くすることもポイントです。
体に血が増えても、顔に流れてこないと美容上のメリットがないからです。
美容鍼や顔のマッサージ、顔の体操などは顔の血の流れをよくするという効果をねらった方法になります。
美容において、もちろんこれらの方法は効果的です。
しかし、じつは血の流れを良くすることよりも重要なことが1つあります。
美容で重要なのは血の流れを悪くしないことです。
そのために重要になるのが「気分を良い状態に保つこと」です。
じつは血の流れ(血流)と気分には密接な関係があります。
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鍼灸における血の流れ
鍼灸や東洋医学では「気」という考え方があります。
気とは目に見えないエネルギーのことで、体の中を気が流れてグルグルとめぐっていると考えています。
血は、気の流れにのって(気にうごかされて)体を流れています。
ですから、気の流れがわるくなると気にうごかされている血の流れもわるくなってしまうのです。
体の気の流れは、人の気分とリンクしていて
気分が良い → 気の流れがよくなる = 血の流れがよくなる
気分がわるい → 気の流れがわるくなる = 血の流れがわるくなる
つまり、気分を良い(ストレスを感じていない)状態だと血流がよくなるということです。
・うれしい
・たのしい
・幸せ
・感謝
・許し
こんな良い気分でいると、気の流れがよくなり顔に流れてくる血の量もふえます。
表情筋に血がしっかりふくまれると美容にプラスにはたらきます。
気分の良い状態でいればいるほど女性はキレイになるわけですね。
鍼灸や東洋医学的にみても、美容には気分が重要なのがわかっていただけたでしょうか?
鍼灸師が考える美容法は「よい気分を保つこと」
美容にとって良い気分でいることはとても重要になります。
良い気分のときは、人は自然と笑顔になりますし、よくしゃべるものです。
笑顔やおしゃべりしていると、自然と表情筋を動かすことになり表情筋の体操やトレーニングになります。
するとさらに顔の血流がアップして、美容にプラスです。
そしてなにより、笑顔でいる女性の方がキレイで素敵に見えますよね?
美容のメリットを最大にうけるためにも、気分が良い状態をキープしたいところです。
美容のために良い気分をキープするコツは「良い部分に意識をむけること」です。
日々生活していると、いろんな物事や人に出会います。
その物事や人の良い部分をみることを意識してみてください。
良い部分をみているとストレスを感じにくくなり、逆に気分が良くなりますよね?
逆に、物事や人のわるい部分をみているとストレスが大きくなりますし、気分もわるくなります。
気分がわるい状態でいれば血流もわるくなるだけでなく、表情も暗くなりますよね?
美容にはデメリットしかありません。
美容のためにも、前向き(ポジティブ)な思考でよい気分でいてください。
そうすれば、美容という表面のキレイさだけでなく、すてきな内面も同時に手に入れることができるでしょう。
今回のお話がそのためのヒントになれば幸いです。
それでは今日はこのへんで。
明日もあなたがキレイで素敵な人でありますように。