ストレスで腰痛になる理由とは？東洋医学で解説【奈良市富雄のマッサージ院】
こんにちは、五行鍼灸マッサージ治療院の松元です。
奈良市の富雄で東洋医学に心理学・脳科学を取り入れた独自の治療を行っています。
あなたは、ストレスも腰痛の原因の１つだって知っていますか？
今回のブログでは、これらの疑問やお悩みに答えていきます。
・なんでストレスで腰痛になるの？
・実際にストレスがかかると腰が痛くなる
・ストレスが原因ならマッサージとかしても意味ないの？
１４年鍼灸とマッサージ治療を通じて、色んな腰痛の患者さんをみてきた経験と東洋医学の観点から解説していきたいと思います。
鍼灸あん摩マッサージ指圧師
奈良市富雄で自律神経専門の整体院を経営
今までに１５年のキャリアと４万人以上を施術してきた経験をもつ
東洋医学を応用して体から性格や体質を読み取り、体や心の問題を根本から解決する整体を得意とする
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目次
ストレスで腰痛がおきる理由とは？
なぜ腰痛で、ストレスが起きるのか？
それは、ストレスが血流を悪くするからです。
東洋医学では、人の体には気の流れというものがあり、この気の流れによって血は全身をめぐっていると考えています。
つまり、気の流れ＝血の流れと考えてもらえば大丈夫です。
ストレスで腰の気の流れが悪くなることで、腰の筋肉の血流がわるくなることで腰の筋肉が硬くなり腰痛がおきるのです。
気の流れが少しわるくなると、腰のだるさや重たさを感じます。
ここからさらに流れがわるくなることで、痛みを感じるようになってきます。
そして、気の流れがほとんど途絶えてしまうとギックリ腰のように腰が動かせなくなってしまうのです。
ここで気になるのが、なんで腰におこるのか？だと思います。
その理由は、ストレスが内臓に負担を与えるからです。
・胃
・腸
・胆嚢
この３つはストレスの影響をうけやすく、腰はこれらの内臓と経絡（けいらく）という気の流れる通路のようなもので深くつながっているのです。
気とかなんかうさんくさい…という方にむけてわかりやすく解説します
腰痛が起こりやすいストレスとは？
・胃ー１つのことを深く考え込む（悩む）
・腸ー心配、不安
・胆嚢ー怒り、焦り
東洋医学は、内臓と感情（心）は影響し合うと考えています。
例えば、強い不安を抱えていると、腸に負担がかかることで腸の調子が悪くなります。
車が動くのにガソリンが必要なように、内臓が動くには血が必ず必要になります。
調子をくずした腸が、調子を取り戻すには普段より多くの血を必要が必要です。
腸と腰（仙骨という骨盤のあたり）の筋肉は経絡でつながっています。
これを利用して、腸は自分が調子を取り戻すための血を腰の筋肉から取り上げます。
イカをイメージするとわかりやすいんですが、生のイカは水分が多いので弾力があって自由に曲げたりすることができます。
一方、干して乾燥させたスルメは、水分が少なくなることで硬くなって自由に曲げたりしにくくなりますよね？
筋肉も同じで、血（水分）が少なくなって硬くこりかたまり、うまく伸びたり曲がったりできなくなると動かす時に痛みが出るというわけです。
こんな感じで、心と体は常に鏡のように影響し合っています。
東洋医学で心身相関（しんしんそうかん）と呼ばれる考え方です。
「病は気から」って言いますよね？気のプロが病は気からの本当の意味を解説します
ストレスからの腰痛はマッサージしても意味ないの？
ストレスが原因の腰痛はマッサージだけでは治せません。
今ある腰痛は良くできたとしても、今後の腰痛までは防げないからです。
例えば、庭の雑草をきれいにしたいとします。
土の上に見えている草の部分だけをハサミで切っても、根が生きていればまたすぐ生えてきてしまいます。
そうなると、しばらくはきれいな状態を保てたとしても、根をなんとかしない限り同じことの繰り返しになってしまいます。
大切なのは、ストレスが腰痛の原因になり得るという根本の部分を知ることです。
それを知ることで、今度は「ストレスを回避する」という選択肢が生まれます。
あなたがストレスを回避するという行動をとるなら、今後のストレスによる腰痛はかなりの部分防げる減っていくでしょう。
そうすれば今ある腰痛を、マッサージで良くする意味は十分にあります。
ストレスを回避して根を枯らしながら、今ある腰痛という草を処理することで、長くきれいな庭が保たれるわけです。
根本になっている原因を解決しないと、この状態にはなりません。
腰痛の時に、腰の筋肉がこっているというのは理由であって、原因ではないからです。
もちろんすべての腰痛の原因がストレスというわけではありません。
しかし今回の話を通じて、ストレスが腰痛を左右する大きな原因の１つであることを知ってもらえることができたなら幸いです。
それでは今日はこのへんで。
明日もあなたがすこやかでありますように。