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ストレスと病気

ストレスで吐き気がする理由【東洋医学で説明できます】

こんにちは、五行鍼灸マッサージ治療院の松元です。

奈良市の富雄で東洋医学に心理学・脳科学を取り入れた独自の治療を行っています。

 

ストレスで吐き気がして気分が悪くなる…。

そんな経験や疑問はありませんか?

もしそんな経験や疑問があるなら、このまま読み進めてみてください。

 

なぜストレスで、吐き気がしたり気分がわるくなるのかは、東洋医学的で説明できます。

そして、そうならないための方法を心と体にプロがお話します。

 

動画でも併せて解説しています!

 

目次

ストレスで吐き気がする理由【東洋医学で解説】

東洋医学では人の身体には気というものがあり、身体中を常に流れていると考えます。
この気の流れがスムーズに流れている状態が健康、気の流れが乱れている状態を「気が病む」と書いて病気と呼んでいます。

ストレスによる吐き気は、ストレスよって気の流れが乱れ、逆流することで引き起こされます。
川の水は上流から下流に向かって流れますよね?
それと同じで気の流れには、流れるべき方向があります。
ストレスによって気の本来流れるべき方向が乱されて逆流した結果、吐き気が起こるのです。

ではどのようにして吐き気がおこっているのか具体的にみていきましょう。

ストレスで吐き気がするのは、気の流れが乱れるから

ストレス 病気 独り言

身体の気の流れは、リラックスしている時は頭から足(上から下)の方向へと向かいます。
気が身体の上から下へ流れる力によって、口から入った食べ物は食道から胃、胃から腸へと消化されながら下がっていくことができます。

しかし焦りやイライラ、不安や緊張などのストレスによって、気の流れは下から上へと流れやすくなってしまいます。

 ・急いで食べると食べ物がのどにつまる
 ・悩みごとがある時に食べ物がのどを通らない
 
これらが起こるのは、ストレスによって気が上から下に流れる力が弱まることで、食べ物が下へ降りにくくなり、食べ物がなかなか入っていかないからです。
ストレスが強くなると気の流れの向きは下から上へと強く傾いていき、その力で胃の内容物が食道へ持ち上げられることで胸のむかつきや吐き気が起きるのです。
さらに気が上に流れる力が強くなって内容物が口に達すると実際に吐いてしまいます。

よく冷静でいられないことを「頭に血が上る」なんて言いますよね?
怒りによって、気が下から上へ流れる力が強くなることで血が頭に持ち上げられる様子をあらわした言葉です。
怒ると顔が赤くなるのは、こうして顔に血が上ってくるからなんですね。

ストレスという心の負担は、身体の気の流れを乱してしまうということです。

ストレスフリーな3つの思考

ストレスが心の負担になり、その負担が気の流れを乱すことで吐き気が起きてしまう。
ならすることは1つ、ストレスという心の負担を軽くすることです。

吐き気がするほど身体の気の流れが乱れているということは、それだけ心に大きな負担(ストレス)がかかっているということです。
そしてストレスを大きくするのも小さくするのもあなたの物事の考え方次第です。
自分でストレスを大きくしてはいませんか?

ストレスを小さくして感じにくくするオススメの思考を3つ紹介します

 ➀大丈夫
 ②まあいいや
 ③許します

ストレスを感じた時にこの3つを口に出したり、心の中で言うようにしてみてください。

ストレスの大半は人間関係です。
大前提として❝この世に、完璧で失敗しない人など一人もいない❞と認識してください。
どんなに一生懸命努力しても、失敗してしまうことは必ずでてきます。
それはあなたもあなた以外の人も同じです。
 ・自分や相手がミスをした時「人間完璧じゃないんだから許します」
 ・10のことをする予定が、結果は6ぐらいだったとき「調子の良い時ばっかりじゃないし、まあいいか」
 ・不安になった時「私なら大丈夫、大丈夫」

こんな感じで自分に言い聞かせるように意識してみてください。
最初は本当に思えていなくても、そう考えようとしたり口に出しているうちに少しずつ本当にそう考えられるようになってきます。
そうすれば同じ体験をしても、そこから受ける心の負担は、柔らかく考えられた分だけ確実に少なくなります。

ストレスも吐き気もあなた次第

ストレス 眠れない

そうは言っても、すぐに何でも前向きに考えることは難しいかもしれません。
でも難しいと出来ないは違います。
柔らかく考えられないなら、これから考えられるようになればいいだけです。

そもそも物事に対して「難しい」「無理」「失敗してはいけない」と考えてしまう思考がストレスを大きくしていることに気付いてください。
心を楽にするには、まずは自分の不完全さを認めて受け入れることです。

自分の失敗を許せない人は、人の失敗も許せない傾向があります。
そして人の失敗を許せないと、自分も失敗が許されない。
この悪循環に入ってしまい心が苦しくなってしまうんです。
逆に自分の失敗を許せるようになると、相手の失敗も許せるようになります。

誰かのために頑張ったなら、失敗したっていいじゃないですか?
失敗したということは、挑戦をしたということです。
赤ちゃんの時、歩こうとしてたくさん転びましたよね?
それでも歩こうと意識し、挑戦し続けたから今あなたは歩いている。
違いますか?

この世のあらゆることをすべて完璧にこなせる人なんていません。
ある人が完璧に見えるなら、あなたがその人の不完全な部分をまだ知らないだけです。
考え方なんてただのクセです。
クセは直そうと意識していれば、少しずつですが必ず直ってきます。

吐き気はストレスからのメッセージ

あなたがストレスで気分が悪くなるなら、それはストレスが大きくなるように考えるクセがついているだけです。
吐き気はあなたに伝えたいんです。
そんなに心が苦しくなる考え方はやめてくれと。
自分で自分の首を絞めていることに気付かせてくれようとしているんです。

でも、もしあなたがそのことに気付いたなら、もう大丈夫です。
そう、気分がわるくなったら、心が苦しくなったら「大丈夫、大丈夫」です。
自分の心が苦しくならないような考え方をしていけば、身体の気の流れも本来あるべき姿に戻っていきます。

少しずつ自分の心を安定させるように意識してみてください。
心の調子が安定すれば、身体の調子も安定します。
あなたなら大丈夫です、あなたならできます。

そして、あなたが本当にそう思えるようになった時、ストレスからの吐き気なんて過去の笑い話になっているでしょう。
今回の話が、少しでもあなたの心と身体を楽にできることを願っています。

それでは今日はこの辺で。
明日もあなたが健やかでありますように。

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