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むくみの原因は甘い物の食べ過ぎ!?【奈良の鍼灸マッサージ院が解説】

女性をはじめ、いわゆる「むくみ」に悩んでいる方も多いでしょう。

むくみの1つの原因に甘い物の食べ過ぎがあることをご存じでしょうか?

 

今回は病院では教えてくれない、東洋医学によるむくみと甘い物の関係を奈良の鍼灸マッサージ院が解説していきたいと思います。

もしあなたのむくみが今回のケースに当てはまっているなら、ぜひ改善にお役立てください。

 

動画でも解説していますので、併せて参考にしてみてくださいね。

 

 

 

目次

むくみの原因は甘い物の食べ過ぎ!?【奈良の鍼灸マッサージ院が解説】

甘い物の食べ過ぎはむくみの原因の1つになります。
実はこの考え方は、東洋医学に基づくものです。

東洋医学では、砂糖(甘味)が身体に余分な水分を増やすと考えます。
砂糖が多量に入った甘い物や炭水化物を食べ過ぎることで、身体に余分な水分が増え、その余分な水分がむくみを生み出します。

特にこの場合のむくみは下半身にでやすいのが特徴です。
ではなぜ炭水化物の食べ過ぎでむくみがでるのか説明していきますね。

砂糖(炭水化物)がむくみの原因になる理由

砂糖に代表される炭水化物は東洋医学でいう脾(ひ)という臓器が消化を担当します。
炭水化物の量が多ければ多いほど、消化という仕事量は多くなり脾にかかる負担は大きくなります。

その結果、脾の調子が落ちて炭水化物を消化しきれなくなります。
消化不良を起こした炭水化物を、東洋医学では「湿(しつ)」とよびます。

この「湿」をわかりやすく言えば余計な水分です。
そしてこの湿は❝重い❞という性質をもっています。

湿の持つ重いという性質のため、湿は身体の下半身を中心に沈むように溜まります。
これによって足の重だるさやむくみを引き起こされます。

そして身体に余分な水分が増えると、身体はそれを排出しようとします。
この余分な水分(湿)が便に混ざると、便が形のない泥のようなゆるい状態になります。

泥のような粘着性のある便のために、便がすっきりにくくなります。


 ・トイレにいったばかりなのに、すぐまたいきたくなる

 ・切れが悪くなって拭いても拭いてもついてくる


このような便になるのが特徴です。

脾が弱ることで、眠気や食欲不振などの症状があらわれてくることもあります。
これらの症状が自分にいくつも当てはまる人は砂糖などの炭水化物を取り過ぎている可能性が高いです。

むくみの原因になる他の食べ物

身体に余分な水分を生み出す原因になる炭水化物は主にのこの3つです。


 ・砂糖

 ・小麦

 ・お餅

 
これらの食べ過ぎがさっきの説明のとおり、下半身を中心にむくみを生み出します。
砂糖はこれらの食品に多くふくまれます。

 ・ジュース

 ・甘いコーヒー飲料

 ・スイーツ

 ・おかし

 ・菓子パン

 ・フルーツ



小麦をつかった代表的なものは

 ・パン

 ・麺類

 ・お好み焼きやたこ焼き(粉もの)


お餅はもちろん、おかきやおせんべいなどの餅菓子も含みます。
これらの炭水化物を食べるほど体に余分な水分が増えて、むくみなどの原因になってしまいます。

むくみの原因、砂糖や小麦は適正量で楽しみましょう

それではこれらのものは食べてはいけないのでしょうか?
食べ過ぎが問題になるだけで、適正の範囲で食べれば大丈夫です。

砂糖は1日25gが許容量といわれています。
例えば350mlのジュースで1日分の砂糖をほとんど摂ってしまいます。

500mlのペットボトルのジュースだと、ほぼ確実に許容量オーバーです。
ジュースやコーヒー飲料の成分表示で「炭水化物」という表記が砂糖の量だと思って差し支えありません。

炭水化物20gと書いてあれば、食物繊維などを除いたほぼ同量、砂糖が20g近く入っているということです。
甘い飲み物には砂糖が大量に入っていると思って飲みましょう。

「砂糖が大量に入っている」という認識でいると、食べ方や飲み方が変わってきます。
ジュースは水代わりにゴクゴク飲むものではありません。

小さなコップで楽しむのが正しい飲み方です。
ケーキやドーナッツ、アイスなどのいわゆるスイーツは、週に1回、1つ程度の楽しみにしましょう。

菓子パンも朝食や昼食がわりに食べている人もいるかと思います。
菓子パンには砂糖が大量にはいっており、ケーキなどのスイーツと何ら変わりありません。

菓子パンとジュースや甘いコーヒー単体同士でも1日分の砂糖をとってしまいます。
一緒に食べると完全に砂糖(炭水化物)の摂りすぎです。

下手をすると、数日分の砂糖の1食でとることになりますので注意しましょう。

小麦は1日に1食程度におさえましょう。


 ・朝パンを食べるなら、昼と夜は米

 ・昼に麺類を食べるなら朝と夜は米


といった感じの食べ方を意識するとよいでしょう。

むくみの原因に心当たりはありましたか?

ここまで読んで「えっ、それだけで食べ過ぎなの!?」と思ったあなた。
まず間違いなく炭水化物を取り過ぎているでしょう。

むくみやだるさ、眠気などに心当たりがあるなら、炭水化物を減らしてみてください。
脾の負担が減れば、症状は軽くなっていきます。

人の感覚というものは目に見えないので厄介です。
そして「当たり前」という感覚は人それぞれ違います。

甘い物などを食べ過ぎていても、それが当たり前になってしまっていれば、自分で食べ過ぎていることに気付けません。
だからまず、自分の食べている炭水化物の量を知る必要があるんです。


もちろん、むくみの原因はいくつか種類があるます。
炭水化物を減らすことですべてのむくみを解消できるわけではありません。

しかし、砂糖や小麦の摂り過ぎによって、むくみや身体の重だるさに苦しんでいるのは事実です。
甘い物や小麦が原因のむくみに悩んでいる人のヒントになることを願っています。

それでは今日はこの辺で。
明日もあなたが健やかでありますように。

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