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Home > 五行治療院ブログ > 歯ぎしりの原因は、あなたの心の乱れ!?【心と体のプロが解説】

ストレスと病気

歯ぎしりの原因は、あなたの心の乱れ!?【心と体のプロが解説】

こんにちは、五行鍼灸マッサージ治療院の松元です。

奈良市の富雄で、東洋医学に心理学・脳科学を取り入れた心と身体のプロとして独自の治療を行っています。

 

今回は、こんなお悩みに答えていきます。

「歯ぎしりをしてしまう原因ってなんなの?」

 

✔️この記事を読むメリット

歯ぎしりの原因があなたの心にあることや、歯ぎしりの3つの対策を知ることができます。

 

14年の鍼灸とマッサージ治療を通じて、色んな症状で苦しむ患者さんをみてきた経験と東洋医学の観点から解説します。

 

 

目次

歯ぎしりの原因は、あなたの心が休まっていないからです

歯ぎしりの原因は、あなたの心の乱れ

ストレス 病気 独り言

歯ぎしりの原因は、あなたの心の乱れにあります。
いわゆる「ストレス」ですね。

体は、心の状態をうつしだす鏡のようなものです。
心が緊張すると、体にも同じような緊張があらわれます。

つまり、体が緊張しているということは、心が緊張しているということを意味するのです。
歯ぎしりのきつい人は、アゴの関節の筋肉をさわると、力が入り過ぎてカチカチに緊張しています。

アゴは精神的な緊張があらわれやすいところです。
精神的な緊張(ストレス)がアゴの筋肉の緊張となってあらわれることで、歯ぎしりがおきるのです。

では、歯ぎしりがどうやっておきるのか、その理由をみていきましょう。

歯ぎしりの原因は肝臓!?

歯ぎしりの原因になるのが肝臓の働きの乱れです。
東洋医学では、肝臓には筋肉を支配してコントロールする働きがあると考えています。

肝臓が正常に働いていると、筋肉はリラックスし、思いどおりにうごかすことができます。
しかし、つよいストレスで肝臓の働きが乱れると、筋肉のコントロールも乱れます。

筋肉の力加減がうまくいかなくなり、自分の思いどおりに体がうごかなくなります。


 ・寝ている間

 ・ストレスがかかっている時


こういった時に「気付いたら歯をくいしばっている」という状況がうまれるのはこのためです。
無意識でのくいしばりがつづくことで、これらの症状があらわれます。

 ・歯ぎしり

 ・あごの筋肉や顎関節の痛み

 ・歯茎の痛み


肝臓の「筋肉の支配」がうまくいかなくなることで、あごの筋肉に無意識に力が入りくいしばってしまう。
これが歯ぎしりの原因なのです。

そして、この状況はストレス(心の乱れ)によってうみだされてきます。

歯ぎしりとストレスの関係

歯ぎしりの原因は、肝臓の筋肉のコントロールの乱れによるあごの筋肉の過緊張。
その状況をつくるのが、感情(ストレス)です。

東洋医学では、内臓に感情がやどっていると考えます。
肝臓にやどっている感情は「怒り」です。

肝臓という器の中に、怒りという感情がおさまっているようなイメージです。


 ・焦り

 ・不安

 ・イライラ


これらのストレスによって、怒りの感情がおおきく動くことによって、器である肝臓に負担がかかります。
肝臓の筋肉の支配がうまくいかなくなると、あごに筋肉によけいな緊張(歯ぎしり)があらわれる。

こうして心が乱れることが原因となって歯ぎしりがおきるのです。

  ストレスの原因になる出来事
     ↓
  怒り(焦り、不安、イライラ)の感情がつよくなる = 心が乱れる
     ↓
  怒りをやどしている肝臓に負担がかかる
     ↓
  肝臓の筋肉の支配が乱れる
     ↓
  あごの筋肉の力加減の制御がうまくいかなくなる = 歯ぎしり




歯ぎしりの原因への3つの対策

歯ぎしりの原因への3つの対策①心をゆるめて体をゆるめましょう

心が乱れて精神的に緊張することが、体にあらわれたものが歯ぎしりです。
体は心の状況をうつす鏡なので、心の緊張をゆるめれば、体(あご)の緊張もゆるみます。

ようするに、リラックスして心をおだやかにすれば歯ぎしりもおさまるわけですね。
受けるストレスを小さくしつつ、今抱えているストレスを発散していくことが大切になります。


 ・ストレスの原因(人、場所)から離れる

 ・好きな(楽しい)ことに時間を使い、今抱えているストレスを小さくする

 ・ストレスを少なくするプラス思考を身につける


あごの筋肉の緊張をマッサージなどでゆるめるのもたしかに大事です。
しかし、根本の原因は心の緊張にあるのでそちらをゆるめないと、またすぐあごの緊張があらわれてしまいます。

あご(体)の過剰な緊張は、心の過剰な緊張のサインとらえ、リラックスすることを意識しましょう。
歯ぎしりでお悩みの多くの人は、1日の中で精神的に緊張している時間が長過ぎる傾向があります。

もし今の生活をふりかえり、思い当たる部分があるなら、何も考えずゆっくり過ごす時間を増やすことをおすすめします。

歯ぎしりの原因への3つの対策②呼吸で体をゆるめましょう

ストレス 味覚

ストレスで肝臓の働きがみだれているときは、呼吸も浅く早くなりがちです。
とくに息を吐くことを意識することで、あご(体)の力がぬけやすくなります。

これは、肝臓が交感神経に深く関わっていることが理由です。
イライラなどの怒りによって肝臓が刺激されると、肝臓は交感神経のスイッチをONにします。

これによって脳が興奮状態になり、全身の筋肉に血液をめぐらせるために血管が収縮したり呼吸が浅く早くなったりします。
こうして体が過剰な興奮状態になると、歯ぎしりといった体の緊張があらわれやすくなるのです。

気持ちをおちつかせて深い呼吸を意識すると、歯ぎしりの原因になる肝臓への刺激をおさえることができます。
肝臓への刺激がおさまると肝臓の働きもおちつき、交感神経から副交感神経へとスイッチがきりかわります。

こうなれば、体=あごの筋肉の過剰な緊張は自然とゆるみます。


  3秒かけてゆっくり吸って、6秒かけてゆっくり吐く


歯ぎしりが出たり、心や体に緊張を感じた時に1分ほど、この呼吸を意識してみてください。


歯ぎしりの原因への3つの対策③あごの力自体をゆるめましょう

頭を上にむけて空を見るような体勢になった時、あなたの口は開いているでしょうか?
もし開いていなければ、あごの筋肉に力が入り過ぎている状態です。

口が開かないのは、自分は力をいれているつもりはなくても、実際には無意識に力を入れてしまっているからです。
上で紹介した呼吸も意識しながら、あごの関節の力をぬき、口をかるく開けてみてください。

割り箸を横にして口にくわえた状態から、口を開いていくと箸はおちますよね?
そのぐらいの開き具合で大丈夫です。

その開き具合をおぼえてもらい、気が付いた時に口をかるく開くクセをつけましょう。
体は心の状態をうつしだす鏡といいましたが、それは逆もしかりです。

病気になったりして体がしんどい時って、気持ちの余裕もなくなって機嫌がわるくなったりますよね?
じつは、体の状態も心に影響するのです。

だから、体(あご)の力を抜いていくと心の緊張も抜けやすくなります。
心の緊張が抜けると、またその状態が体に影響して、あごの緊張がゆるむという良い循環がうまれます。

すこしずつ、気が付いた時でいいので、あごの筋肉の力を抜くことも意識してみてください。

歯ぎしりに原因に心当たりはありましたか?

歯ぎしりに原因に心当たりはあったでしょうか?
体はほんとうに正直です。

心の状態を、そのままうつしだしておしえてくれます。
あなたがあご(体)の緊張で苦しんでいるなら、同じぐらいあなたの心も苦しんでいるということです。

このブログが、歯ぎしりで苦しむあなたの役に立てたのならこんなにうれしいことはありません。
あなたが身も心も楽な人生であることを願っています。

それでは今日はこのへんで。
明日もあなたがすこやかでありますように。

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