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鍼灸の効果のメカニズムを徹底解説!【奈良市の鍼灸院】

こんにちは、奈良市富雄にある五行鍼灸マッサージ治療院の松元です。

東洋医学や脳科学などをつかって患者さんの体から心の状態を読み取り、心と身体を両面から改善するという治療を得意としています。

 

今回は、こんなお悩みに答えていきます。

「鍼灸治療の効果ってどういうメカニズムなの?」

 

✔️この記事を読むメリット

鍼灸の効果のメカニズムをわかりやすく知ることができます。

 

14年の鍼灸とマッサージ治療をとおした経験と東洋医学の観点から解説します。

 

目次

鍼灸の効果のメカニズムを徹底解説!【奈良市の鍼灸院】

鍼灸の効果のメカニズムを理解するには「気」について知る必要があります。
気とは、体をめぐっている目に見えないエネルギーのことです。

「気」と聞くと、一部の人が持つとくしゅな力のように感じるかもしれません。
しかし、生きていればだれにでも気の流れがあります。

気が体をスムーズに流れているのが健康な状態です。
気がスムーズに流れていると、体はかるく調子がよいと感じます。

元々の本来あるべき気の状態と書いて「元気」な状態ですね。

逆に、気の流れがわるくなると、体に重たさや痛みなどの不快感があらわれます。
鍼灸(東洋医学)では気の流れがわるい状態を、気が病む=病気と考えます。

 ・気の流れがスムーズ = 健康(元気)

 ・気の流れがわるい  = 痛みなどの不快感(病気)

鍼灸は、この気のメカニズムを利用して治療します。
鍼やお灸で気の流れのわるい状態を、スムーズにすることで痛みなどの不快感が改善するのです。

つまり鍼灸の効果とは、気の流れを本来の







鍼灸師も気が見えるわけではないので、患者さんの体にふれることで気の状態を感覚で判断します。
気の流れのわるい部分をさがし、鍼灸で気の流れがスムーズになるよう調節します。

鍼灸によって気の流れがスムーズになることで痛みなどの不快感が改善するのです。
適切な鍼灸治療をうけると、体がかるくなったように感じます。

これは気の流れが良くなったからです。
体があたたかく感じたり、顔色が良くなったりすることもあります。

これは気の流れと血流(血の流れ)が密接にかかわっているからです。
では、つぎに鍼灸の効果のポイントになる気と血の関係をみていきましょう。

鍼灸の効果のメカニズム、ポイントは気と血

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気はいくつもの役割をもっていますが、中でも重要な役割が血をうごかすことです。
血は単体では、動くことができません。

そこで気の流れにうごかされることで全身をめぐるのです。
血はお金によく似ています。

お金って、1人が持っていても意味がないですよね?
誰かがお金を使うことで、他の人へお金が入り、またその人が使うことで経済は成り立っています。

血も動かなければ、酸素を運んだり体温を維持するという血の恩恵をうけることはできません。
血が動いて、全身をめぐってはじめて意味があるのです。

この血を動かすために、気は体を流れているのです。
気の流れがわるくなると、気にうごかされている血の流れもわるくなります。

つまり、血の流れが悪くなっているということは、気の流れがわるくなっているということなのです。


  血の流れ(血流) = 気の流れ


東洋医学では、血は気に動かされていることから気血(きけつ)とセットでよばれることもあります。
よく、鍼をした機械的な刺激で筋肉がほぐれていると思っている人がいますが、それはちがいます。

鍼灸で気の流れをよくしているから、血の流れをよくなって筋肉のこりがほぐれているのです。
鍼灸の効果のポイントは、気と血の流れにあるといえるでしょう。

鍼灸の効果の本当のメカニズム

鍼灸において欠かせないのがツボの存在です。
気は経絡という通路を通って全身をめぐっていて、この経絡上にあるのがツボです。

電車で例えるならこんなイメージですね。


  電車 = 気

  線路 = 経絡

  駅  = ツボ


そしてツボは全身のさまざまな場所とむすびついているので、鍼をした場所とはまったくちがう部分の気の流れに影響をあたえることもできます。
例えば、肩こりのときに肩のツボに鍼をしなくても、手などのはなれた場所のツボに鍼をしても、肩こりを治療することができます。

これは、肩と手のツボが結びついているからです。
鍼をした筋肉が鍼の機械的な刺激でほぐれているなら、手に鍼をして肩の筋肉がほぐれる理由が説明できません。

手や足などのツボに鍼灸をすることで、つながっている別の部位の気の流れを調節できます。
この仕組みをつかうと、胃の調子を足のツボで調整したり、腰痛を手のツボで治したりということもできます。

知らない人が一見すると魔法や手品のようですが、しっかり「気」というタネも仕掛けもあるんです(笑)
鍼灸の効果は「気」という体の仕組みをいかにうまくつかえるかで決まります。

鍼灸の効果のメカニズムは、西洋医学では説明できない

気は目に見えないエネルギーです。


 ・空気

 ・電気

 ・人の気持ち


これらも気の一種、目には見えないエネルギーになります。
その証拠に、しっかり「気」という字が入ってます。

空気という気がなければ呼吸ができません。

電気という気がなければ、脳からの電気信号でうごいている心臓はうごきません。

体に気の流れがなければ、血は動くことができず酸素を身体中に運ぶことができません。

体の気の流れがわるくなれば人は病気になり、完全に気の流れが止まると人は死にます。
だから、体の気の流れのわるいところを治療するために鍼灸はうまれました。

たしかに、体の気は可視化することも数値化することもできません。
しかし、感覚として感じることはできます。

というか感じるしかありません。

体がしんどいのは気の流れがわるいからであり、体が楽なのは気の流れがスムーズだからです。
この感覚という「事実」が鍼の効果のすべてです。

鍼灸の効果のメカニズムが気である以上、目に見えないものが信じられない人は鍼灸の効果を理解できないでしょう。
感覚は他人に伝えることはできないので、鍼灸の効果はじっさいに感じてみるしか方法がないのです。

じつは、気のメカニズムを本当の意味で理解している鍼灸師は多くありません。
気を理解していなかったり、信じていない鍼灸師が存在することも事実です。

もし、これから鍼灸を受けようと思ってくれているなら、知り合いの人などの評判を調べてから受けることをオススメします。
鍼灸の効果は、施術をする鍼灸師の気に対する理解の深さが大きく関わってくるからです。

しかし、まずあなたが鍼灸の効果やメカニズムを信じることからはじまります。
このブログが少しでもそのお役に立てれば幸いです。

どれでは今日はこのへんで。
明日もあなたがすこやかでありますように。

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