【ストレス】イライラし過ぎのサイン(症状)5つを心と体のプロが解説
こんにちは、五行鍼灸マッサージ治療院の松元です。
奈良市の富雄で東洋医学に心理学・脳科学を取り入れた独自の治療を行っています。
今回はこんなお悩みに答えていきます。
「ストレスでイライラして体調が悪いんだけど、これって関係あるの?」
✔️この記事を読むメリット
イライラし過ぎ(ストレス)のサインになる症状を知っておくと、ストレスを解消するタイミングを自覚することができるので、体調不良や病気の予防につながります。
14年の鍼灸とマッサージ治療を通じて、色んな症状で苦しむ患者さんをみてきた経験と東洋医学の観点から解説します。
鍼灸あん摩マッサージ指圧師
奈良市富雄で自律神経専門の整体院を経営
今までに15年のキャリアと4万人以上を施術してきた経験をもつ
東洋医学を応用して体から性格や体質を読み取り、体や心の問題を根本から解決する整体を得意とする
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目次
- ○ 【ストレス】イライラし過ぎの5つのサイン(症状)
- ○ イライラし過ぎなどのストレスで5つのサインがおきる理由
- ○ イライラというストレスを感じ過ぎる原因
- ○ (ちょうど)良い加減を覚えましょう
- ○ ストレスでイライラし過ぎないためのまとめ
【ストレス】イライラし過ぎの5つのサイン(症状)
①肩こり、首こり
②頭痛
③不眠
④足の冷え
⑤便秘
この5つはイライラが強過ぎたり、イライラし続けたときなどに、感じることの多い代表的な症状です。
ストレスの厄介なところは見えないところ。
普段から自身の体調と相談し、調子がわるければ無理をしないよう心がけでください。
5つのサインだけでなく、痛みや不快感は「体や心に負担がかかっていますよ」という体からのメッセージです。
これらの症状が頻繁に起きたり、複数の症状が併せて起きるほどイライラし過ぎている可能性が高いので、あなたの生活を見直す機会にすることをオススメします。
それが5つのサインだけじゃなく、病気などを未然に防ぐコツです。
では次に、これら5つのサインがストレスやイライラでおきる理由をみていきましょう。
そもそもストレスとは何なのでしょうか?哲学者ニーチェの言葉を借りて解説します
イライラし過ぎなどのストレスで5つのサインがおきる理由
イライラし過ぎて(ストレス)で5つのサインがおきる理由は“のぼせているから”です。
この“のぼせ”は肝臓の働きによっておこります。
東洋医学では、肝臓は血を上らせ頭(脳)に集める働きがあると考えています。
イライラや焦りなどの怒りの感情(ストレス)が肝臓を刺激したことで、頭(脳)を中心とした上半身に血が集中している状態が“のぼせ”です。
道路に車が集中すると渋滞がおきるように、頭や上半身に血が集中することで血が渋滞し血流が悪くなることがあります。
・肩や首で血流が悪くなる → 肩こり、首こり
・頭で血流が悪くなる → 頭痛
頭(脳)に血が集中し、頭の回転が上がることによって
・次から次に考えが浮かんでくる → 寝つきが悪くなる(不眠)
・頭や上半身に温かい血が取られる → 足の冷え
・脳が興奮し交感神経優位になる → 腸の動きが鈍くなる(便秘)
イライラというストレスによって、肝臓の働きによってのぼせることで5つのサインがおきてくるのです。
下にストレスとそれぞれの症状の関係のくわしい解説を貼っておきますので、気になるものがあれば併せて見てみてください。
それでは次で、そもそもあなたがイライラし過ぎてしまう原因が何なのか解説します。
イライラというストレスを感じ過ぎる原因
ではイライラというストレスを感じる原因はなんでしょう?
今まで、5つのサインで悩むたくさんの患者さんと接してきた中で感じるのは、イライラしやすい人は「ある考え方」を持っているということです。
それは“相手や自分の失敗を許せない完璧主義”です。
「〜しないといけない」
「〜になったらどうしよう」
「絶対」
「こうあるべき」
例えば「失敗してはいけない!」と思うと
・成功するためにあれもしないといけないし、これもしないといけない
・でももし失敗したらどうしよう…
などと次々に頭の中に考えが浮かんできてイライラしますよね?
実はこれが肝臓が頭に血を集中させ、脳の回転が上がった結果です。
完璧主義になればなるほど肝臓を刺激してしまい、5つの症状を起こしやすくなります。
裏を返せば、5つのサインは「完璧主義が心と体のストレスになり過ぎていますよ」というサインでもあるということです。
(ちょうど)良い加減を覚えましょう
誤解のないように言っておきたいのですが、完璧主義が問題なのではありません。
完璧になろうとし過ぎていることが問題なのです。
いい加減、それもちょうど良い加減を覚えましょう。
人は完璧ではありません、一生懸命やっても失敗もするものです。
それは相手も自分も同じですよね?
まずは自分の不完全さを認めてみましょう。
自分のミスを許せれば、相手のミスも許せるようになります。
確かにキッチリしようとするのは素晴らしいことです。
しかし、あなたがしんどくなったり病気になってまで貫く必要はあるんでしょうか?
「まあいいか」
「〜になったらいいな」
「こういうのも悪くないな」
時にはこんなおおらかさも、あなたが苦しまないためには必要です。
周りに迷惑がかからないぐらいおおらかで、自分に迷惑がかからないぐらいキッチリしている。
そんな(ちょうど)良い加減の完璧主義が、あなたの心も体も楽にしてくれます。
まずあなたが元気で幸せじゃないと、相手を元気や幸せにはできないんじゃないでしょうか?
そのためにも良い加減な人を目指してみてください。
あなたは自分のことが好きですか?あなたの自分への評価「セルフイメージ」があなたの健康と人生を決めます
ストレスでイライラし過ぎないためのまとめ
・イライラし過ぎの5つのサイン①肩こり、首こり②頭痛③不眠④足の冷え⑤便秘
・イライラや焦りなどの怒りの感情(ストレス)が肝臓を刺激する
・5つのサインがおきる理由は、肝臓の働きで頭(脳)に血が集まってのぼせるから
・イライラというストレスを感じ過ぎる原因は「相手や自分を許せない完璧主義」
・5つのサインは「完璧主義が心と体のストレスになり過ぎていますよ」というサインでもある
・ちょうど良い加減の完璧主義が、あなたの心も体も楽にしてくれる
このブログが少しでも、あなたの人生のお役に立てることを願っています。
それでは今日はこのへんで。
明日もあなたがすこやかでありますように。